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ヴェネツィア ときどき イタリア

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ヴェネツィアの喧騒を逃れて・・・コネリアーノの城へ

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先日紹介した、「チーマ・ダ・コネリアーノ」展は評判が高く、昨日までで6万5千人近い入場があったとか。主催者は、会期終了までに10万人に達することを見込んでいる。

ヴェネツィアから、ウディネ行きなどのローカル電車に乗って約50分。チーマの出身地であり、展覧会の会場となっているコネリアーノ(Conegliano)の町は、イタリアにしてはめずらしく、電車の駅がチェントロ(centro、町の中心)のほぼ目の前にある。
コネリアーノの人たちの自慢は、その名前をそのまま名乗ったチーマと、そしてお城。こじんまりと小さいけれども、絵にかいたような、いかにも「お城」っぽい城が、その丘の上にある。チーマの絵にも常に登場するお城。



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駅から目の前の道をすすんで、さらに目の前に現れる劇場チックな階段を抜けると、人間チェスなどの会場となることで知られる広場に出る。(角にツーリスト・インフォメーションもあり。)その広場の左脇の坂道をちょっと上がると、お城への上り道がみつかる。ここまで、駅からわずか5分くらい。

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それまでの、ルネサンス風で明るく白っぽい石造りの「町」とは一転して、お城への道っぽくなる。

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結構な急坂だが、整備されていて足元には全く問題のない小路をぐんぐんと上がる。

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小さな礼拝堂の横を通りぬけると、右上に、お城が見えてくる。

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あいにくのお天気で写真はどれもいまいち。でも、これで晴れていたら結構暑くて大変かもしれない。

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いったん、車道を通って、敷地内へ。

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坂道も、こうして写真など撮りながら上ってもせいぜい15分ぐらいだろうか。もちろん歩くのが断然気持ちがいいが、実は車でここまで上がってくることも可能。

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敷地内にあるバールも、お城気分満載。

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テラス席なら、すでにちょっとした山小屋気分すら味わえる。
どうです、この眺望?

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そして、コネリアーノといえば、チーマ、お城のほかに忘れてはならないのが、プロセッコ(prosecco)。このあたり名産の辛口白ワインで、発泡でないものもあるが、発泡のものがよく知られている。コネリアーノからヴァルドッビアーデネ(Valdobbiadene)を結ぶ通りが、プロセッコ街道と呼ばれている。

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・・・というわけで、せっかくだし、と頼んだプロセッコは、グラスで1,5ユーロ。いくら地元とはいえ、眺望良好お城前のテラスに座ってこれは安い(笑)。現金なもので、こうなるとちょっとした食事なども試してみたくなるが、この日はあいにく食べたばかりだったので、次回のお楽しみにすることに。

お城の中は、市立歴史博物館になっている。中身も興味深いが、なんといっても行きずりの観光客としては塔の頂上からの絶景が楽しめるのがうれしい。

案外知られていない(かもしれない)、でも実は、ヴェネツィアから、一番気楽に、簡単に行ける中世のお城。

ヴェネツィア以外にも、小さいけれど美しい町が点在するヴェネト州。そんなヴェネトの小さな町なども、少しずつ紹介していきたいと思う。

・・・というわけで、肝心のお城の中の案内はまた次回に。

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8 maggio 2010
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by fumieve | 2010-05-09 04:35 | ほかのイタリア
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