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ヴェネツィア ときどき イタリア

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気分はプチ社会見学、カステッロ・ディ・コネリアーノ

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Museo civico del Catello, Conegliano

コネリアーノの城、続き)

お城の中は、市立博物館になっている。
近隣で発見された先史時代の道具、市内の教会や修道院の壁画や油彩、甲冑類、町ゆかりの著名人、そして町と城の歴史と変遷を説明するボード・・・と、いわゆる郷土博物館。まあ日本でも城郭博物館といったら、わりとこんな感じではないだろうか?





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入ってすぐの壁から、ずうっと上まで、領主の名前とその年代、紋章が描かれているのが印象的。たいていはヴェネツィアでおなじみの名前なのだが、たまに「ハンガリー人支配」などと書いてあったりして、へえーそうなんだ?と思う。
お城とはいっても小さな建物で、中は特に順路も何も決まっていないから、4階分ほどの階段を一気に上がって、とりあえず屋上に出てもよし、展示を見ながら最後にたどりついて一息つくのもよし。

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高いとこ大好き・おのぼりさんとしては、まずは屋上へ。

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360℃、ぐるりと見渡して、あらためてここの地形の面白さに気付く。おそらく、お天気がよければヴェネツィアまで見えるであろう、ヴェネトの大平野の方向を向いた南側は、見事にまっ平ら。
ところが、横を向くと突然、緑の丘陵地帯が始まる。ほとんどがブドウ畑。

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後ろも同じく。だが実際には、地形は急にここで変化する。(それがまた、おいしいワインのもとになっているに違いない・・・)向こうの山は、この日は雲でかすんでいたが、これもお天気がよければ、プレアルピ(prealpi、前アルプス)と呼ばれる急峻がくっきりと見えるはず。

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さっき上ってきた城壁も・・・

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駐車場と教会も・・・

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テラスつきバールも、こんなにちっちゃく見えている。

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展示物を見学しながら、降りる。

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たとえ小さな破片でも、やっぱり美しいガラス。

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石器人間ギャートルズ(古すぎ)?・・・いえいえ、これはなんと、機織り機の部品らしい!

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暖炉の前においてあった、なにかの道具。大・中・小・・・と同じ形でいくつかのサイズがあったのだが、こんなとこにも、ヴェネツィアのシンボル、羽根のはえたライオンが!

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1階は、「絵」が中心。

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最後の晩餐のフレスコ画、ザリガニみたいなエビがいっぱい。茹でたてのエビを、殻をむいてはテーブルからばんばん床に落としながら食べた、台湾の魚介食堂を思い出す。
足つきの大きな器に乗ったものは何だろう・・・?ブタにしては小さいし・・・ウサギ???

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美術的な目玉はこちら、パルマ・イル・ジョヴァネ(Palma il Giovane)の「聖ピエトロに鍵を渡すキリスト」。

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そしてもう1つ、イル・ポルデノーネ(Il Pordenone)の「聖母子と聖カテリーナ、聖アゴスティーノ、聖マッダレーナ、聖トンマージ・ベケット」。

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この町の自慢、チーマ・ダ・コネリアーノ(Cima da Conegliano)もあるが、現在は市内で行われている特別展に貸し出し中。

開館は木曜~日曜(月曜日はお休み)。4月~9月は、10:00-12:00, 16:00-19:30、10月~3月は、10:00-12:30, 14:30-18:00と昼休みが長いので要注意。

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14 maggio 2010
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by fumieve | 2010-05-15 08:57 | ほかのイタリア
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