予定の11時をほんの少し回って、花嫁が父上とともに登場。ここはヴェネツィア、もちろんゴンドラに乗って。
到着したのは、市役所別館にある結婚式室。
イタリア市民法、143章(結婚の権利と義務)、144章(世帯の住所)、147章(子への義務)が市長代行として友人によって読みあげられる。
宣誓のことば、指輪の交換、そして、署名。最後に新郎新婦から愛の詩が読み上げられ、それで終了。
ヴェネツィアに住む外国人同士の結婚式だから、それぞれがイタリア語と英語、そして日本語はあらかじめ翻訳してきれいに閉じたものが配られた。
披露宴は場所を移して。以前紹介した
パラッツォ・ゼノービオの中庭。
朝方は少し雲行きが怪しかったのだが、このころには陽射しが強烈に。プロセッコ(prosecco、地元の発砲白ワイン)、またはヴェネツィアの庶民カクテル、スプリッツ(spritz)で乾杯!
あるいは、こんなときには桃ジュースとプロセッコのカクテル、ベッリーニ(Bellini)や、同じくイチゴのロッシーニ(Rossini)もおいしい。
これがイタリアの一般的な結婚式なら、前菜にパスタ、メインとそれぞれ2-3種類ずつたっぷりこれでもか!というくらい出て、何時間、いや、ほぼ1日中かけて食べることになるのだが、ブッフェ形式で、おしゃべりしながら軽くつまめるようなものが出る程度なのはさすが。とても気が効いている。
大人は涼をとって、子供は元気よく、広い中庭で、思い思いにくつろぐ。
プリモ(primo、パスタ類)は、シーフードのリゾットと、トマト&ルッコラ、リコッタのペンネ。どちらもおいしかったけど、リゾットに軍配かな。
メインはフリット(fritto、揚げ物)と聞いて、え~と思ったのだが、魚介と野菜のフライが、ヴェネツィアの居酒屋っぽくくるっと紙に巻いて出てきて、これがおいしかった!
フルーツとチーズが出て・・・
ようやく涼しくなってきたのと、腹ごなしと、で、お約束のダンス・タイム。
ハイライトはケーキ・カット。友人tちゃん特製の4段、いちごのショート・ケーキ!
友人による、2人のエピソード・ヴィデオを見て、
それぞれの御父上の挨拶。
友達のお祝いの言葉。
そして、新郎の感謝の言葉。
ふたたびダンス・タイム。
花嫁のブーケをしっかりつかみ取ったmちゃん、次を楽しみにしておりま~す。
すてきな結婚式に私たちを招いてくれたすてきなお二人、あらためて、ご結婚おめでとうございます。
二人らしく、楽しく明るい家庭を築いてください。末永くお幸せに!!!
26 giugno 2010