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ヴェネツィア ときどき イタリア

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真夏の午後、サン・ダニエーレ・デル・フリウリにて・・・

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陽射しの強い午後。通りのほとんどの店にシャッターが降り、人っ子(ほとんど)ひとりもいない。
・・・しまった・・・
そうか、前に来たときには、丘の上の小さな町、どこにもかしこにも”Degustazione”(デグスタツィオーネ、味見のこと)の看板がかかり、あっちでもこっちでも、たくさんの観光客がみんな幸せそうに生ハムを食べていたのに・・・。
そういえば、よく考えてみるとあれは日曜日のお昼どきだった。あのとき、ほんとに小さな町ながら、生ハムで世界にその名を知られるこのサン・ダニエーレ(San Daniele del Friuli)は、ものすごく観光地化しているのかとばかり勘違いしてしまったが、ふつうの平日は、ごくふつうの典型的なイタリアの小さな町に戻っているらしい。
いや、小さな町でなくとも、よほどの観光地出ない限り、イタリアでは昼食時間のあと、午後はいったんどこもお休みになるのが普通なのだが。

それでも、そして昼食をとってからあまり間もない、中途半端な時間とはいえ、ここまで来たからには、やはりどうしても生ハムを食べて帰らなければ。




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と、そういう人のために存在するかのような、ここ、アンティーコ・カッフェ・トラン(Antico Caffè Toran)は、ドォーモのすぐ目の前、という誰にでもわかりやすい場所にある上に、(定休日の月曜日をのぞいて)いつも開いていて、変な時間だろうが何だろうが、ちゃんと生ハムを食べることができる。
人がいないのを幸いに、白亜に輝くドォーモを眺める、特等席で頼んだのは、生ハムといちじくのセット。

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イタリアの生ハムといえば、なんといってもメロンとのコンビで知られるが、実はこのいちじくとの組み合わせもなかなかいい。特に、暑くてメロンの甘みが重く感じるときでも、いちじくならさっぱり。中の繊維質なところや、種のツブツブも、いい感じ。

とりあえず今日の目的は果たしたけど、この小さな町の中だけでも、気になるお店がたくさん。せっかくなら今度はやっぱり、ちゃんと食事どきに来て、ゆっくりもっといろいろ味わいたいなー・・・。

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Antico Caffè Toran
San Daniele del Friuli
Via Umberto I
Tel. 0432 957544
www.anticocaffetoran.it

28 luglio 2010
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by fumieve | 2010-07-29 06:08 | 飲む・食べる
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