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ヴェネツィア ときどき イタリア

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フレスコ競演、ポルデノーネのヴィットリオ・エマヌエーレ通り

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いつもいつも通過するばかり、一度は駅に降りたったこともあるけど、町の中心区(Centro)には今まで行ったことがなかったポルデノーネ。
このエリアの、かなり小さな町まで網羅している「旅名人ブックス43 ヴェネチア・北東イタリア 海洋都市国家の足跡」(文・田辺雅文、写真・武田和秀、日経BP)にすら出ていなくて、ほとんどイメージ・ゼロのまま行ったポルデノーネは、中世からの町並みや建物を保存しつつ、きれいに整備された美しい町、そう、北イタリアの典型的な町と言えるところだった。

今回の目的はともかく「映画」だったから、観光らしい観光は全くしていないのだが、町の地図をもらって、1番に挙がっていたヴィットリオ・エマヌエーレ通り(Corso Vittorio Emanuele)を歩いただけで、思わずタメイキ、タメイキ・・・。




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町一番の目抜き通りであろうこの通り、ポルティコ(portico)と呼ばれる、ヴェネト州ほか、やはり北イタリアの典型的なアーケードの、目の高さだけを見ると、そこはイタリアのどこでも見かけるような、チェーン店やちょっとしたブランド・ショップ、セレクト・ショップやバールなどが並ぶ。

ところが、ひとつ上を見上げると・・・15世紀くらいからそれ以降の、立派なお屋敷、多くの建物のファサードに、フレスコで描かれた装飾が全面に、あるいは部分的に残っている。

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豪華な「絵」よりも、幾何学模様や、タピストリーの模様のようなものが多いのはおそらく、大貴族というよりは、町の裕福な市民の家などだったためではないだろうか。

きれいに統一されているようなのに、微妙な起伏と、微妙なカーブとで、通り自体の表情も、数歩ごとに変わっていく。
車も通るが、車両の進入は相当厳しい制限がかかっているはず。その代わりというのか、自転車や乳母車をたくさん見かけるのが印象的。車椅子にも何度か出会った。

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壁に何も残らないところは、こうしてきれいに鉢を飾ってあったり。

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こちらは、一見すっきり清楚な(?)白壁にシンプルなアーチの建物。

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・・・実は、かなり強烈な「顔屋敷」。

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・・・かと思うと、お隣はこんな。

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もちろん中には、こんなものある。

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横には意外にも、すっきりとシンプルな路地や私道が伸びていたり・・・。

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そうして奥に、何やら教会のような建物が見えてくるのだが・・・これについては、また別途。

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細かいところまで、手が込んでいる・・・。そして、レンガに見えているところも、レンガ風に描いたフレスコ画。

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でもやっぱり、この通りのフレスコ大賞は、この建物、ヴァルモ・ポーモ館(Palazzo Varmo-Pomo)、通称はカピターニ館(Palazzo Capitani)。

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最も装飾が残っているうちの1つであろう、まず遠目にもすごい、
そして、これにもびっくり(ブタ?怪物?ブタの怪物?)だが・・・

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横の路地側にはなんとこんな人が!

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レンズもないし全部オートとは言え、一眼のカメラを持っていかなかったのがかえすがえすも残念。今度は絶対に持って行こうっと。

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7 ottobre 2010
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by fumieve | 2010-10-08 06:06 | ほかのイタリア
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