再訪したポルデノーネ、お天気がいいからと油断したが案外寒い。
午前中、サイレント映画3本立てを見て、ともかくお昼に食べたかったのは何か温かいもの。次の会場であるテアトロ・ヴェルディ方向に戻りつつ、1時間で食べられるところは・・・と探していたところに現れたのがこちら。
モダンな外装、WEEST West + Est cookingとある。・・・う~ん、どうかな?と思ったけど、ヴェネツィアにはないおしゃれな中華や無国籍料理なら、それでもいいか。
が、中に足を踏み入れたとたん、またもや予定変更。
なんともいえぬ(もちろんイタリア料理の)いい匂い。そして、イタリアでは決して多いとはいえないカウンターのオープン・キッチン、ガラスの向こうでパスタを茹でる湯気がもうもうと上がっている。周りのお客さんを見ても、全員ふつうにパスタやお肉を食べていて、どれもおいしそう。
・・・やっぱりパスタでしょ。
というわけで、選んだのはキノコとプロシュット(ハム)とリコッタのパッパルデッレ(pappardelle、超幅広麺・・・だけどお店ではタリアテッレと言われたかも・・・記憶不鮮明)。
こういうお店だから、パスタは手打ちではなく、市販のものだろうと思う。
それでもちゃんとおいしいし、これならもしかして、自分の家でもできるかも。なにしろ、あの狭いキッチンでほかのものと一緒にささっと作っているのだから。
時間がなかったので、この日はデザートは涙を飲んであきらめた。
やはりヴィットリオ・エマヌエーレ通りから直接入る路地にある。スタッフがみな、感じがいいのもまた同じ。
(写真がどれもいまいちで、涙・・・)
WEEST
Via Cesare Battisti, 2 Pordenone
Tel. 0434 20337
www.weest.it
(日・月定休)
11 ottobre 2010