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ヴェネツィア ときどき イタリア

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シアワセは南の島から・・・?

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先日のパレルモからの帰りがまさにそうだったのだが、シチリアからヴェネツィア行きの直行便に乗ると、お約束のように、皆こぞってお菓子屋さんの包みを携えていることがある。それも、それぞれ地元のお菓子屋さんなのだろう、包み紙はばらばらなのだが、お互い競い合うかのように大きな包み、30x50cmはあろうかというトレーの包み。
イタリアはケーキの箱というのがなく、生菓子などは厚紙のトレーにおいて、その全体を紙にくるむ。そんなもの、みんながみんな飛行機に持ち込んで、(そりゃ機内預けもできないけど)もちろん積み重ねられないから、混雑しているときなど、それいったいどこに置くの?というくらい、ちょっとしたお菓子ラッシュになる。




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今日21日はサルーテのお祭り。この日の楽しみは、何といっても縁日。縁日といったって、ヴェネツィアあげてのお祭りのわりには、全部で100mもない、せいぜい十数軒だけ。日本なら、ちょっとした小さな神社のお祭りだってもっとたくさんお店が出るだろうと思うのだが、それでも縁日には違いない。
もう1つ、日本の縁日と決定的に違うのは、ここにはヤキソバも焼きトウモロコシもお好み焼きもない、ほぼ全面、甘いものオンパレードなこと。

そしてその甘いものたちの屋台、よく見るとそのほとんどが皆、シチリアからやってきている。

おなじみリンゴ飴ほか、各種フルーツの飴がけ。

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そのリンゴ飴の隣にあるのは、シチリアを代表するお菓子、カンノーリ(cannoli)。

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この季節には欠かせない焼き栗と・・・

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綿あめは、シチリアの人ではないかも。

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やはりシチリア名物カッサータ(cassata)と・・・

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マジパンのフルーツ(や野菜)そっくりさん、パスタ・マルトラーナ(Pasta martrana)

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確かに、こうして色鮮やかで元気なシチリア菓子を見ていると、とうもろこし、バター、卵がメインだから全体に黄色っぽく地味で素朴なお菓子ばかりの北イタリアに、カツを入れよう!・・・でもないけど、シチリアのお菓子を運んできたくなる気持ちもわからないでもない。

アーモンド、ピスタチオ、ピーナツといったナッツ類、オレンジやレモンなど柑橘をはじめとするさまざまな果物がとれるシチリア、甘~い材料にはこと欠かないから、こうして伝統的に甘いものが多いのだろうか?(よく知らないが、ひょっとしてお砂糖も取れるのかも?)

選ぶほうの表情がなぜかとても真剣・・・

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そして・・・サルーテといえば・・・ああ・・・。

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フリッテッラ(fritella)!
どのくらい大きいかというと、私の大きな口で1口食べてみたところがこんな感じ。

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いくつかの屋台で、この円盤フリッテッラを作っているのだけど、その甘い匂いで、いつも人だかりがしていて、1つ購入するのにも一苦労する。

私のごひいきの(といっても、1年に1回だけだけど)このお店はカターニアから。その名も、「L’isola dei dolci(ドルチェの島)」!

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ところが、カターニア在住の友人によると、カターニアはこの手のお菓子はないらしい。
もともとヴェネツィアでこの日のためのお菓子だったものを、彼らが作って売るようになったのだろうか。あるいは、最初から彼らによる、この日のための演出・創作なのかもしれない。

どなたか、由来などご存知でしたらぜひ教えてください。

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21 novembre 2010
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by fumieve | 2010-11-22 12:38 | ヴェネツィア
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