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1月6日、待ち人来たる・2

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1月6日正午、サン・マルコ広場の、大聖堂前。
その10-15分ほど前から、事情を知る人々が同じ方向を向いて、そわそわし始めた。
見つめるのは、時計塔。
12時2分前。屋上の、「ムーア人」が時を告げ始める。
さあ、いよいよ・・・!

聖母子像の横、いつもはデジタル時計になっているところは、今日は天使の浮き彫りの扉に代わっていた。その扉、向かって左側が開く。




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お出ましになるのは・・・

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先頭は、ラッパを高らかに掲げて「彼ら」の到来を告げる天使。

続くのは、「東方の三賢者」。

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天使のお告げで、ベツレヘムに救世主が誕生したことを知らされた東方に住む3人の賢者は、お祝いを手に、その幼子のもとへかけつける。
1月6日、カトリックではこの日をその「公現祭」(Epifania、エピファニア)として祝う。

テラスに出てきた3賢者は、聖母の前へくるときちんと、王冠を取り、頭を下げる。
はっきり言って、世界のいろいろなからくり時計に比べれば、うんと地味だ。キラキラの音楽が鳴るわけでもない。ピカピカ光ったり、ぐるぐる回るわけでもない。だが、500年前のからくり時計だと思ったら感慨深い。

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彼らがゆっくり回って、せめて2周くらいするのかな、と思ったがそんなこともなく、3人目が入ったあとは、また静かに扉が閉ざされてしまった。

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もう1度見たければ、1時間後にということらしい・・・。

でも、この時計塔で3賢者が登場するのは、公現祭の今日と、センサのお祭りの日の1年に2回のみ。次にお目にかかれるのはつまり、5月になる。

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時計塔の詳細については、地球ブログでの紹介をどうぞ:
外 http://earth-relay.blog.ocn.ne.jp/home/2010/11/post_c2cd.html
中 http://earth-relay.blog.ocn.ne.jp/home/2010/11/post_74ed.html

6 genaio 2011
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by fumieve | 2011-01-07 11:32 | ヴェネツィア
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