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ヴェネツィア ときどき イタリア

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ラグーザの不思議

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不思議その1。
ラグーザに来たからには、ぜひとも食べてみなければ、と言われたのがコレ。
巨大な春巻のように見えるのは、ラグーザ風フォカッチャ(focaccia ragusana)。通常はもっと、この倍くらいの大きさらしい。




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で、中はというと、うす~く伸ばした生地をパイのように何層にも重ねて焼いたもので、見た目も味も、ラザニアのよう。これはシンプルなトマト&バジリコだったが、いろんな味があるらしい。携帯用ラザニアといったところか。
先日はフィレンツェで、いつもと違う「スキアッチャータ(schiacciata)」に出会ったばかり。イタリア全国、姿かたちも味も変わる「フォカッチャ(focaccia)」、イタリアの食と味はやっぱり奥が深い。

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不思議その2。一見ふつうのラビオリ。中はリコッタ・チーズ。
衝撃なのは、そこにお砂糖も入っていること!!!
ラグーザのhyblaheraiaさんのブログで以前拝見して以来、一体どんなものなのか、一度は食べてみたいと思っていたのだが。
食べてみると、確かに、ほんのり甘い。でも(もちろん)甘ったるいということはなくて、リコッタとトマトの甘みと、やわらかい手打ちパスタと溶け合って、(もちろん)違和感ゼロ。やさし~い、むしろ軽~い味で、なんだかいくらでも食べられそう。
ふつうは、イタリア人はお料理にお砂糖を使わない、だから和食でお砂糖を使うのを知るとビックリする、…と聞いていたが、百聞は一見にしかず、いや、一食にしかず?

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さらに、このラビオリには、その名もラグザーノ(ragusanaragusano、ラグーザの、という意味、正式名称はcosa cavaddu)のチーズをかけるのだが、揚げ茄子などの野菜の入ったノルマ風(alla Norma)パスタには、リコッタ・サラータ(ricotta salata、塩味リコッタ)をかけるそうで、食卓には2種類のチーズが運ばれてきたのも新鮮。

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デザートは、これまた名物のマンジャビアンコビアンコマンジャーレ(mangiabiancobiancomanciare)シナモン入りの牛乳プリンで、これは、各家庭やお店によってレシピも味もいろいろ違いそう。

なんとなく、南の料理は激しくて豪快!と思っていたが、ラグーザの味は、どれもほんのりやさしい、ママの味だった。

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7 aprile 2011
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by fumieve | 2011-04-08 17:14 | ほかのイタリア
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