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ヴェネツィア ときどき イタリア

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アート・ナイト・ヴェネツィア

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art night venezia
l’arte libera la notte

数年前にプラハに行ったとき、夜まで美術館等が無料で開いている、という日に偶然ぶつかった。ノッテ・ビアンカ(notte bianca、白夜)と呼んで、ローマや(たしか)フィレンツェなどでも数年前からはやっているイベントで、暑い夏の日の夜、日が長い夏至のころ、軽く食事をしてからぶらぶらと美術館や展覧会を、それも無料で回れるというのは、住民にとっても観光客にとってもなかなか嬉しい試み。
ヴェネツィア大学のイニシアチブに、市や国立美術館、ギャラリーに教会まで多くの賛同を得て、ヴェネツィアでもそんな「ノッテ・ビアンカ」が行われた。




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サンタ・マリア・デイ・ミラコリ教会(Chiesa di santa Maria dei miracoli、奇跡の聖母教会)。
ヴェネツィア・ルネッサンス様式の傑作とされるこの教会では、ヴェネツィア17世紀の演奏会が行われていた。
前方、テラスのように見えているのは、トゥッリオ・ロンバルド(Tullio Lombard)作「聖歌隊席」。合唱隊がほんとうにこの両脇のテラスに立ち、声を響き合わせるのは格別。

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・・・とはいえ、日中の疲れが残り、がつがつと美術館をハシゴする体力・気力は全くなし。
友人たちとダラダラと食事をして、出てきたところ、人であふれるサンタ・マリア・イン・グローリア・デイ・フラーリ大聖堂(Basilica di Santa Maria in Gloria dei Frari)にあらためてびっくり。

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確かに、地元の住民にとっては、ちょうどいい食後のお散歩に違いない。だが、思っていた以上に、観光客というほどではないけれども、明らかにヴェネツィア島内の住民ではない人々が多い。おそらくすぐ近郊、メストレ(Mestre)とかから、バスや車で来て、やはり夜のヴェネツィアそぞろ歩きを楽しんでいるのだろう。
そういうの、悪くないなと思う。

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だが、唯一、せっかくなら行ってみよう、と思っていた美術館は、なんと入口に行列であっさり断念。

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言いだしっぺ、ヴェネツィア大学の本部、カ・フォスカリ(Ca’ Foscari)は、なんだかおしゃれな空間に変身。最も、学生たちにとっては、いつもだらだらと飲んでいる広場から、場所が少し移ったくらいのものかもしれない。

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いつもなら、昼間の喧騒から逃れてぐっと静かになるヴェネツィアの夜が、今晩は、少し違った。

唯一、ほんとうに残念なのは、(相変わらずの)マナーの悪さ。どうしてゴミを道端に平気で捨てるんだろう?

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18 giugno 2011
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by fumieve | 2011-06-19 18:38 | ヴェネツィア
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