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ヴェネツィア ときどき イタリア

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ヴェネツィア名物

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各国のガイドブックでも紹介され、観光客の写真スポットとなっていた船上八百屋さん。1月に入って、お店を開けていないのは、ヴェネツィアの多くのほかのお店のような冬期休業ではなく、経営していたおじさんたちが年をとって、引退してしまったからだと聞いて、残念に思っていた。
確かに早朝に仕入れに行って、1日立ち仕事で重いものを扱う、八百屋業は決して楽な仕事ではなく、それなりの年になって、彼らの息子が後を継がないとなるとどうしようもなかったのだろう。




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ところが、カーニバルの人でごったがえすヴェネツィアを歩いていて、ふと気付くと、お店が再開していた。
・・・なにしろこんな格好だったので、カーニバルの(かなり大掛かりな)仮装?とも思ってしまったが、そうではなくて、どうやら彼らが権利を譲り受けて、八百屋さんを継続することにしたらしい。

この10年で、このエリアの小売食品店は全滅に近いくらい無くなってしまった。近くにスーパーマーケットもあるとはいえ、小売り専門店のよさも捨てがたい。
観光客のカメラの的になるばかりではなく、無愛想だけど真面目に働いていたおじさんたちの八百屋さんは、地元の住民たちもたくさん利用していた。

お店のディスプレイも、お客さんの応対も全然まだまだ、どうみても不慣れなアルバイト君たちみたい。決して楽な仕事ではない、はず、でも、彼らがこうして、「老舗」のカンバンを背負いつつ新しいお店として、頑張っていってくれたらうれしい。

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18 feb 2012
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by fumieve | 2012-02-19 17:37 | ヴェネツィア
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