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ヴェネツィア ときどき イタリア

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ローマ名物、「グリーシャ」初体験!

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この日、朝からガッツリ歩いて、頑丈な脚もさすがに棒。午後2時をまわって、いい加減、何か食べなければ・・・と、ローマ、トラステヴェレ地区で倒れこむように入ったオステリア(Osteria、食堂)。ミシュランほどではないけど、イタリアの全国のおいしいもの屋のガイド、ガンベロ・ロッソ(Gambero Rosso)のマークを目の端で確認しながら入ったのだが、狭い店内で、忙しく立ち働くカメリエーレ(cameriere、ウエイター)の手に乗って、鼻の先をかすっていく、大きなオマール海老のパスタに内心、「しまった」。

見るからに観光客向けメニューに引きながらも、「まだ何か食べられますか?」と聞くと、後ろ向きに「ノー!ノー!」と一回答えてから、一応振り返って、こちらが日本人だと見てとるやとたんに作り笑顔に変わり「もちろん!」。
いやだなあ、いかにも観光客目当ての店だった、と思いつつ、ほかを探そうにも、この時間になるとちょっと難しい。仕方なく席に座る。




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パスタ一品のつもりだったが、前菜のところに焼き野菜の盛り合わせがあったので、それを頼む。
出てきたときには、うわっ、やっぱり量が多い!と思ったが、これがなかなかおいしくて、お腹がぺこぺこだったこともあって、がつがつ、ぺろり。

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最初に、案の定、すすめられたのはオマール海老や手長海老のパスタ。もちろん嫌いじゃないけど、今日はそんなごちそうを食べてる場合ではない。悪いけど、魚介はノー、だと言うと、では、とあっさり勧められたのが、こちら、「グリーシャ(Griscia)」。
初めて聞いたのだがローマの名物だそうで、パンチェッタ(pancetta、簡単に言うとベーコンのようなもの)と玉ねぎとチーズのパスタ、シンプルだが、かなり塩味の効いた、いってみればむしろジャンクな味で、これがまあ、疲れた体と舌に絶妙においしい。
そういえば、これにトマトソースを足しただけという感じのアマトリチャーナ(amatriciana)も、イタリアらしいシンプルな素材ばかりなのだが、合わさった結果、健康的というよりはむしろ、なんともジャンクっぽい味。ときどき妙になつかしく、食べたくなる、思えばこれが「ローマの味」なのかもしれない。

しかもここのは、麺はギターラ(ghitarra)などと呼ぶ、ギターのような道具で生地を切るために、断面が四角いタイプ。しっかりコシのある麺がおいしかった。

ぼられまい、として断固拒否した魚介系だが、関係者と思われるファミリーが食べていた、手長海老とズッキーニらしきパスタもおいしそうだった。次回はあれにしよう・・・。

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奥にガラス張りのキッチンが見えているのだが、おしゃれなオープン・キッチンというよりは、はやってるラーメン屋といった雰囲気なのがまた、気楽な感じで嬉しい。

入るときはよく見なかったのだが、外にかかった黒板には、
「ダイエットすることに決めた。が、ただたくさんの時間を無駄にしただけだった。」
と書いてあった。

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Osteria Le mani in Pasta
Via dei Genovesi 37, 00153
Roma
Tel. 06 581 6017
www.lemaniinpasta.com

10 aprile 2012
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by fumieve | 2012-04-11 03:46 | ほかのイタリア
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