ブログトップ

ヴェネツィア ときどき イタリア

fumiemve.exblog.jp

中世初期の終わり、モデナの大聖堂にて

a0091348_1436986.jpg


チヴィダーレをはじめ、これまで、ブレシャ、モンツァといくつか紹介してきたロンゴバルドの浅浮き彫り。
すでに北イタリアから、ロンゴバルド王国がなくなってしまったあとも、少なくとも、西暦1000年のミレニアムを越えるころまでは、彼らが持ち込んだとされるこの浅浮き彫りが教会装飾として引き続き多用されていたらしい。




a0091348_14404880.jpg


エミリア・ロマーニャ州、ボローニャから電車で20分ほどのところにあるモデナにも、9世紀のレリーフがいくつか残っている。
1つは、大聖堂の内部、中央後陣の左隣にある礼拝堂、14世紀の多翼祭壇画の台を飾っている。

a0091348_1445471.jpg


イタリア・ロマネスク建築の代表とされる、モデナの大聖堂は11世紀の建造。その際、すでにそこにあった聖堂の石材などが、再利用された。ただし、レリーフはレリーフとしてではなく、あくまでも石材としてだから、その表面の模様に関係なく、必要な大きさに切られたりしている。

もう1つは、大聖堂のすぐ隣にある石碑博物館に。

a0091348_14504763.jpg


直線距離ではそう遠くないところにあるブレシャの、8-9世紀の孔雀は、それ自体たいへん美しいものだが、頭から尾っぽの先まで、人の肩幅をゆうに越えるサイズでかなり大きい。ブレシャの、十字架のレリーフも同様。
このモデナの2つのレリーフは、同じように孔雀や、空想上の動物などが描かれているものの、それぞれはもっと小さく、絵というよりは、よりモチーフ化している。

a0091348_14575539.jpg


12 aprile 2012
[PR]
by fumieve | 2012-04-13 15:06 | ほかのイタリア
<< ビエンナーレ・ダンス、「公開レ... ローマ名物、「グリーシャ」初体験! >>