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ヴェネツィア ときどき イタリア

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クロアチアの旅・7~ヴェネツィアから船で行くロヴィニ



今回の旅行は、往復、船を利用した。

ヴェネツィアからクロアチアのロヴィニまで、行き方は大きく分けて2つ。
1つめは、トリエステ経由の陸路、この場合はヴェネツィア~トリエステは列車、トリエステからクロアチアへはバス、あるいはヴェネツィアからトリエステを経由してクロアチアまで入るバスもある。
2つめは海上、つまり船。季節や曜日にもよるが、ヴェネツィアからこのロヴィニには、いくつかの直行船が出ていて、片道3時間半。もともと、海でつながっていた町同士、せっかくならその利点を生かさない手はない。

ヴェネツィア本島の南西岸にある、停泊所(Stazione marittima)。
出発の1時間前までにチェックインせよ、とのことだったが、実際は、パスポートとチケット(予約番号)を見せてチェックインするのは飛行機と一緒、とはいえ、座席指定はないし、いたって簡単。
荷物も、飛行機なら機内持ち込みサイズのものでも、一旦そこで直接ポーターに預けるのだが、それを船に乗り込むところで再び確認して、目の前でポーターに運び入れてもらうので、紛失、盗難などの事故は断然少なそう。そもそも、預けるほどの荷物を持っている人が少ない。
その前に、ハンドバッグやPCバッグなどの小さな手荷物と人は、空港のようなセキュリティ・チェックを通り、出国審査がある。




ほぼ定刻に出航、見慣れたヴェネツィアの風景を見ながらの旅立ち。ラグーナの中はスピードが出せないから、45分ぐらいかかってようやく外海へ出る。それでもしばらくは、左側にずっと海岸線が見えていたが、やがてそれも見えなくなって、いよいよ大海原へ!





(一瞬、ぎょっとした荷物置き場・・・)

・・・といっても、そこから1時間とちょっとで対岸が見え始める。出発から2時間半で、途中の停泊港、ポレチュ(Porec、イタリア語でParenzo)に到着した。





(上の写真は、浜辺の人々・・・ではなく、ポレチュで降りて、入国審査に並ぶ人々。)

このままロヴィニまで行く乗客は、停泊中に船内で入国審査(パスポート・コントロール)。
ポレチュを出発してから、最終目的地ロヴィニへは実質30分ほど。



(窓際に座っていると、入港、出港時にブイがぼよんぼよんと降りたり上がったりするので要注意!窓の外側とはいえ、結構びっくりする。↓こんな風に)











既に船内で入国審査も済んでいるから、降りて、その場で荷物が出てくるのを待って受け取って、GO! ほんと、飛行機に比べると何もかも簡単。



一方、帰りは心なしかもっと簡単。ロヴィニのチェックイン・カウンターは決まった建物がなく、その場に仮設のスタンドができるだけ。行きと同様にポレチュ停泊中に、出国審査があるが、これまた座席に担当者が回ってきて、パスポートを確認するだけ。
ヴェネツィア到着時は、降りて、荷物を受け取ってから、入国審査の窓口を通過する。

船内、座席はまあ普通だが、やはり飛行機に比べると天井は高いし、トイレなどはもう少しゆったりしているし、断然、楽。ただ、行きは揺れも少なかったが、帰りは、出発時にスコールがあっただけのことはあり、海が荒れていて道中ずっと、かなり揺れていた。
船酔いする人は酔い止め薬必須。

利用したのは、ヴェネツィア~ロヴィニ間、この時期毎日運航のある、Venezialines。(www.venezialines.com )
行きは、ヴェネツィア17時発、ロヴィニ20:30着。
帰りは、ロヴィニ7:00発、ヴェネツィア10:30着。
ということは、クロアチア側からは、日帰りヴェネツィア観光も可能ということか、と思っていたら、可能どころか、乗客の大半はそのパターンらしい。手荷物もほとんどなく、真夏とはいえいやに軽装な人々が多いのは、すでにクロアチアでヴァカンス中、今日は1日ヴェネツィア観光へ行こう!という人がほとんどなためだろう。



行き(ヴェネツィア→ロヴィニ)には、途中、船内でヴェネツィアのお土産(写真ブックや絵ハガキ)、免税のたばこ・酒類販売があって、それなら当然帰り(ロヴィニ→ヴェネツィア)もあるのかな、と思っていたら、なし。売りにきたのは、ヴェネツィアの地図とガイドブック。
そして帰りの船内ではポレチュを出てほどなく、ヴェネツィアの観光案内が始まった。この日はたまたまだったのか、あるいは、ひょっとすると曜日などによって違うのか、乗客の多くがドイツ語圏の方々だったため、ドイツ語でかなり詳しく、町案内をしていた。
しかも、どうやらそれが、半日ガイド・ツアーの案内を兼ねているらしい。それも歩いて観光地を回るコース、水上リムジンで主な島を回るコース・・・といくつかあるようで、なかなかよくできている。



帰りの船でいよいよラグーナに入って、ヴェネツィアの町が見え始めて、船の中の大半の人々が浮かれ始めるのと対照的に、ぐっと現実に引き戻される私たち・・・。ほかの乗客たちと、そんな気分のすれ違いはあるものの、ヴェネツィア側からの往復、あるいは片道のチケットも全く問題なく予約・購入できる。

空港はもちろん、個人的には駅に行くよりも近い停泊所から1本。料金はヴェネツィア~ロヴィニ往復で1人約120ユーロ。この時期、飛行機で南イタリアに行くよりもずっと安い。
こ~んなお手軽に、あんなきれいな海に着いてしまうのだから、これはクセになりそう・・・。

(クロアチアねた、まだまだ続きます・・・)

13 luglio 2012

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by fumieve | 2012-07-14 01:22 | 異国の旅
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