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ヴェネツィア ときどき イタリア

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あわれミラノ、「北へようこそ」



Benvenuti al Nord

「南へようこそ」(Benvenuti al Sud)の続編。

だが、一言で言って、うーん・・・。
もともと、オリジナルのフランス版に比べ、イタリア版は内容そのものよりも俳優の演技(というよりも顔技?)の面白さに頼る部分が大きかったが、今回はほんとにそれだけ。
南から北、ミラノへ転勤してきたものの・・・ミラノの空気の汚さや、せわしなさ、あくせくと働く仕事ぶり・・・と、ミラノの嫌なところを実感し、でも、実はこんないいとこもあるんだよ、という展開のはず、と思いきや、そのミラノのよさ、が全く出てこないのだからすごい。
前作では夫のミラノ転勤を熱望していたはずの奥さんが、今回はしょっぱなから、ミラノの生活環境にうんざり、週末を過ごすために山に家を買おう!と夫をせっついていて、まあ確かに、そうやって山や湖畔にセコンドハウスを持って、週末やヴァカンスはミラノから脱出できる、それも含めてミラノ生活なのかもしれないが。(もともとミラノ自体、物価が高い上に、必然的に、よりあくせくと働く必要がある。)
実際のところ、たいがいイタリアのどこへ行っても楽しめる私でさえずっと、ミラノはどうもとっつきにくい・・・と思っていたが、通っているうちにだんだん少しづつ親しみがわいてきて、最近では、もしミラノに住むんだったら、このあたりがいいなーと密かに物色(?夢見?)したりしているというのに。そう、ミラノだっていいとこはいっぱいある。・・・じゃあどこ?って言われると、確かにこうして、映像や簡単なストーリーで語るのは難しい気もするが。

まあ、前作がものすごーく気に入っていて、ぜひあの人たちの「その後」を見たーい!というのだったら見てもいいけど、そうでもなければ、とくにコレだけ見ても全く面白くないだろう。
映像的にも、前作に比べるとほんとにつまらないし・・・あ!もしかしたら、ミラノのいいところ、っていうのは、きれいなおねーさんがいっぱいいる、っていう点なのかも。

あのフランス版の続編だったら、ぜひとも見てみたいのだが。



1o ago 2012
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by fumieve | 2012-08-02 06:48 | 映画
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