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ヴェネツィア ときどき イタリア

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ヴェネツィアのコンティネンタル・ホテル

個人名を出して、ここで書くことが果たして好ましいことなのかどうか、1日悩んだ末に、やはり腹の虫がおさまらないので書いておこうと思います。

9月15日(土)、ヴェネツィアのHotel Continentalにご宿泊中だった知人が、盗難の被害に遭いました。お部屋のセーフティ・ボックスに入れておいた現金のうち、約3分の2が抜かれていたのです。
セーフティ・ボックスもこじ開けられた様子もなく、きちんと閉まっていて、宿泊客がそれぞれ設定できるようになっている暗証番号も、リセットされていたりすることなく、そのまま使えたそうです。一緒に入っていたパスポート、カード類は無事だったこと、部屋の中でほかに荒らされた様子もなかった、と。

驚いたのはホテル側の対応。
まず、気付いてすぐにご本人がフロントにかけつけたものの、言葉が不自由なのをいいことに、まともに聞く気をもたず。SOSをもらった私が電話するも、「警察で被害届を出したら?」
私が、ほんとに警察に行きますよ、そしてTrip Adviserなどにも書きますよ、と言ったら、「ちょっと待って。マネージャーから15分以内に連絡させます」。
言われた時間内にはもちろんかかって来ず、1時間以上たってからかかってきたのは、マネージャーですらなく、その伝言として「警察で被害届を出してください。ホテルは保険に入っています」だけ。チェックアウト時にも、フロントも一言もなし。
フロントにしても、責任者にしても、「ごめんなさい」ということは、自分たち側の非を認めることになるから、正面切って謝罪することはまずない、というのはわかります。百歩譲って、確かに、ひょっとするとお客様の勘違い、あるいは狂言ということだってないとは言えません。が、あちらだって客商売。「ご滞在中に不快な思いをさせて申し訳ありません。警察の捜査には全面的に協力し、できるだけ早急に相応の対応をさせていただきます」ぐらいのことは言えないものでしょうか?
・・・そう思うのは私が日本人だからだろうか?とも思ったのですが、結局、被害届を出しにいった警察でも、たまたま会って話をしたイタリア人の友人も、その対応にはかなりあきれ果てていたので、やはりまともではないようです。

手口からして、内部の犯行の可能性が高いし、いずれにせよプロの仕事でしょう。
ホテルの部屋の鍵は、もともと複数の人が開けることができるし、中のセーフティ・ボックスも、それなりの人にかかれば暗証番号に関係なく開けることができることを、こちらも十分に承知しておくことが必要なようです。

16 settembre 2012
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by fumieve | 2012-09-16 15:06 | ヴェネツィア
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