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ヴェネツィア ときどき イタリア

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不思議がいっぱいのマテーラ

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「洞窟住居群の町」という、ただその単語だけ知っていたくらいで、事前に全く予備知識を入れることなく訪れたマテーラは、いろいろと不思議でいっぱいだった。

朝起きて、まず目の前に見えるのがこの風景。



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にょっきりと隆起する、ごつごつの岩は、サンタ・マリア・デ・イドリス教会。まさに岩をくりぬいた洞窟でできた教会で、壁には14-18世紀の壁画が残っている。
奥行きも幅も狭くて個人の礼拝堂のようだが、天井が高いせいか、閉所恐怖症の私でも息苦しさは感じない。
ところが、面白いのは、主祭壇左側に入口があり、その奥に入るとさらに、もう1つ教会がある。平面でつながっているので位置関係は異なるが、こちらは少し天井も低く、円柱のように柱を残してアーチが作られているためか、イタリアの中世の教会のクリプタ(地下祭室)を思わせる。
そちらは、サン・ジョヴァンニ・イン・モンテッローネ教会。壁のフレスコ画はさらに古く、11世紀から13世紀のもの。
(教会内撮影禁止で写真なし)

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町の中心、丘の上に見えているのはドゥオーモ。ロマネスク様式のシンプルな外観に、なかなか気になる彫刻もいろいろ貼り付いていたが、残念ながら全面工事中で入ることができなかった。

町の入口にあり、パノラマ・ポイントとなっているのは、サンタゴスティーノ教会。ここから町を眺めたときには全く気がつかなかったことだが、この教会もまた、断崖絶壁の上に建っている。そして、その下の方は大きく削られているように見えるのは気のせいだろうか?

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車道に沿って町の外周をたどっていくと、目の前に見えてくるのが、サン・ピエトロ・カヴェオーゾ教会(洞窟の聖ピエトロ教会、のような意味)。

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それにしても、こうして見るとあっちこっちに教会が出っ張っているのに、遠くからはまったく見えないのもほんとに不思議。

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そしてこのあたりから対岸を見ると、絶壁の上にときどき人が見えていてビックリ!(前回の記事の、下から3番目の写真)明らかにこちらを眺めるためにそこにいるようなのだが、いったいどこから???・・・というのも、この間はずーっと渓谷になっていて、ぐるっと遠くから回らないと、行けないはず。さらに、車の姿は全く見えず、人だけだから、どこかに車を止めてそこまで歩いてきているようだが、その割に皆がほとんど手ぶらみたいな格好だし、あまり遠くからではないだろう。
前にも読んだはずなのに、フィレンツェ田舎暮らしのchihoさんのブログを改めて読んで納得。やっぱりもう1回行って、今度は実際に洞窟めぐりもしなくては。

2 novembre 2012
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by fumieve | 2012-11-03 07:01 | ほかのイタリア
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