ここの名物が何か聞くのを忘れて、すっかりプーリア州にいるつもりで(マテーラはバジリカータ州)頼んだ、「チーメ・ディ・ラーパとパンのソースのオレキエッテ」。オレキエッテ(orechiette)は耳型のパスタ、チーメ・ディ・ラーパ(cime di rapa)は、イタリアでよく食べる緑黄色野菜で、今調べるとアブラナの一種、とある。
「パンのソース」って何だろう?と、メニューを見たときに若干疑問に思ったが、お腹がすいていたので、とくに確認せずにオーダーしたところ・・・なんと、パスタの上に、クルトンのようなものがかかっていた!!!
ただでさえ、パスタとともにパンを食べるイタリア、とくに、このあたりはそのパンがまたおいしくて、このお店でも、堅いのや柔らかいの、大きいのや小さいの・・・と、いろいろ出てきたから、ついつい、あれもこれも味見しようと既にパスタの前についつい食べ過ぎでいたのだが・・・。
・・・が、これが、やわらかく優しい味のパスタと青野菜に、いい具合の歯ごたえを与えて何ともちょうどいい!
危険なパンたち・・・。
同行者Aの、牛肉のタリアータの野菜ソース。これも野菜&きのこたっぷりでおいしかった。
同行者Bのラヴィオリ。トマト・ソースだったが、中身は何だったか・・・。
ほんとに洞窟をくりぬいた店内は、とてもおしゃれな雰囲気。が、その中で、土曜日だったこともあるだろう、小学生高学年らしき女の子を筆頭に、男の子、女の子、とオーナーの家族らしい子ども達がしっかりきびきびと働いていて、それがなんとも南らしく、いい雰囲気を出していた。
外に、テラス席もあったので、お天気がよければそこも気持ち良さそう。
14時半ごろ、まだ食べられるかな?と思いながらあわてて飛び込んだので、外観写真なし。
San Pietro Barisano
Residence Ristorante
Rione San Biagio, 54
(Sasso Barisano)
75100 Matera
Tel 0835 3461 91
www.ristorantesanpietroarisano.it
3 novembre 2012