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ヴェネツィア ときどき イタリア

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「アヴォガリアの火曜日」、ミニ・シアターの楽しみ

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(この写真は公式サイトから拝借)

ヴェネツィアにいくつかあるミニ・シアターの1つ、テアトロ・アヴォガリア(Teatro Avogaria)。今年で4年目となる、毎週火曜日の定例公演が始まった。



America
脚本 Raffaello Canteri
監督 Andrea Catelletti
出演 Ruzzenenti e Acustic Duo

I martedì dell’Avogaria
www.teatro-avogaria.it

開幕、といってもそんな大げさなものではないけれど、今シーズンの1つめとなったのは、「アメリカ(America)」。20世紀の初め、イタリア・ヴェネト州の山奥から、成功を夢見てカリフォルニアに移民した男と、その2世、3世のお話。カントリー調の音楽と歌のドゥオをバックに、一俳優が三役を熱演。
あこがれのアメリカで開拓農民として成功した第1世代、ロス市警に勤め自国アメリカの正義を守る第2世代、そしてヴェトナム戦争反対運動を経て、ビジネスで開花する第3世代、と、一攫千金では決してない、だが、堅実に着実に、それぞれがそれぞれの時代のアメリカン・ドリームを体現する、そのストーリーはまあわかりやすく、言ってみれば普通なのだが、ハーモニカ、ギター、歌、パーカッション・・・と、手を替え品を替え音楽をつないでいくドゥオに引き込まれた。

予約制だが、入場料はなし、ただしあくまでも自己裁量での寄付は大歓迎、というこのシアター。小さな芝居小屋、出し物が終わったあとは楽屋で観客もみんな一緒に乾杯、というアットホームな劇場。

歩いて行って、また歩いて帰る、気楽で、なんと贅沢なこと。
アックア・アルタが来ようが、仕事や生活で少々うんざりすることがあろうが、あーやっぱりヴェネツィア生活やめられない、と思うひととき。

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14 novembre 2012
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by fumieve | 2012-11-15 06:49 | 見る・観る
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