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ヴェネツィア ときどき イタリア

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この時期(12月5日まで)、シチリアへおいでになる方へ

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2012年11月5日より12月5日まで、シチリア、カターニア空港では滑走路の工事を行なっている。
カターニアの空港って、数年前に新しくなったばかりなのに、今頃なぜ?と思ったら、そのときの工事は、ターミナルを新しくしただけで、肝心の滑走路は、50年だか前から変わっていなかったらしい。
それは安全にも関わる問題だから、一刻も早く整備してもらいたいのは山々だが、その工事のために、乗客側は、かなり面倒なことになっている。

まず、滑走路そのものを掘り起こしての工事だから、このカターニア・フォンターナロッサ(Catania Fontanarossa)空港で航空機の発着ができない。なので、近くにある、軍用空港、シゴネッラ(Sigonella)で発着し、そこから、旅客空港フォンターナロッサへ、全員一斉にバスに乗って移動させられる。
到着時は、それでもまだマシなほう。着陸後、飛行機を降りて、空港内移動用のバスではなく、観光型のバスに乗り込む。手荷物は自分で、バスのトランクへ。そのバスでフォンターナロッサ空港へ向かい、あたかもそこで着陸したかのように、到着ゲートを通って、無事解散。機内預け荷物がある場合は、通常通り、そこでターンテーブルから出て来る荷物を待つ。手荷物だけだろうが、また、目的地が万が一その軍用空港のすぐ近くであろうが、途中で離れることは許されず、ともかくバスに閉じ込められたまま、フォンターナロッサへ向かう。着陸から到着ゲートまで、空港の案内では約1時間とあるが、今回利用した限りでは40分ぐらいだった。




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問題は出発時。
同じく、あたかもフォンターナロッサから出発するかのように、そこで通常通り、チェックイン手続き、荷物預け、手荷物チェックを行なう。搭乗口で待って、そこから、普通の観光バスに乗り来んでシゴネッラ軍用空港へ。搭乗口ごとにそれぞれバスが異なるのは当たり前として、驚くのは、窓からドアから、バスごと全部、オレンジ色のセキュリティー・テープで外側から「封印」されて、フォンターナロッサからシゴネッラまで移動すること。軍用空港への出入りはもちろん、バスごと管理されている上、その中では、バスが軍用車に誘導されて移動する。・・・まるで護送されている気分。
バスで走っている時間は、今回はやはり30分以内だったが、バスに乗ったまま、基地内の待機ポイントらしきところで、30分近く待たされた。
その間もちろん、お手洗いもなければ、水が配られたりすることもあり得ず、それどころか安全機密上の理由で窓を開けることすら許されない。今回、小さなお子さん2人連れた若いお母さんが、室内の空気が悪くて暑すぎるのでエアコンを入れてくれ、とドライバーに訴えたためにエアコンが入ったが、そうでなければ私だって具合が悪くなりそうだった。
友人によると、ここでバスのまま1時間待たされたこともあったそうで、そのときには、やはりほかのイタリア人乗客が切れて、せめてお手洗いに行かせてくれ、と、訴えたために、その基地内の建物のトイレの利用が許可されたらしい。監視がついてきたことは言うまでもない。 まあ、基本的には一切利用できないもの、と思ったほうがいい。
今回はとりあえず、飛行機自体はほぼ定刻に離陸・着陸したが、かなり余計な時間とストレスがかかることは間違いない。
とくに、国内・国際線に関わらず、空港へは予定時間の3時間前に来い、とあり、大きな時間のロスは免れない。
(軍用地のため、シゴネッラ空港内での撮影、録音、録画は一切禁止)

空港を全面閉鎖するよりはいいといえばいいのかもしれないが、できればこの期間、カターニア空港への発着はできる限り避けるほうが懸命と言えよう。
それでもどうしても利用しなくてはならない場合も、発着便がかなり限定されており、たとえばヴェネツィア〜カターニア直行便などはキャンセルになっている。
また、予約時、およびチケットにはカターニアと表示されるが、ローマなど空港内の離陸案内版では、「カターニア(Catania)」でなく「シゴネッラ(Sigonella)」と出ているので要注意。

工事が予定通り、ほんとに12月5日で終わることを祈る。

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19 nov 2012
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by fumieve | 2012-11-20 00:12 | ほかのイタリア
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