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ヴェネツィア ときどき イタリア

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ロベール・ドアノー写真展、ローマ

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白状すると、プロの写真、というのをあまりきちんと見ていないし、だから写真家の名前もほとんど知らない。Robert Doisneauと聞いて(字面で見て)もまったくピンと来なかった。
フランス人、ロベール・ドアノーは、あの写真の写真家。
パリの町を、モノクロでとらえた「一瞬」。人、車、動物からヘリコプター、そして雲や雨、いろいろな偶然が重なってできた一瞬の面白さは、写真ならでは、だろう。




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ピカソやマルグリット・ドゥラス、オーソン・ウェールズにジャコメッティ。パリを愛し、パリに集った文化人たちの、パリの道ばたを歩く、あるいはカフェでくつろく姿。
ファッション界の大御所たちも忘れてはならない。クリスチャン・ラクロワ、イヴ・サン・ローラン、クリスチャン・ディオール、そしてココ・シャネル。彼らのアトリエや舞台裏。
そんな有名人たちの肖像もいいが、そうではない無名の、さまざまな人々の姿がまたいい。職人あり、芸人あり、そして浮浪者あり。カメラを見つめ、ポーズを取った写真もあれば、スナップのような動きのある写真もあり。
老いも若きも、セレブもそうでなくても、それぞれが真剣でかつ明るい、いい表情を見せているのは、写真家の腕そのものなのだろうか?
そして、一通り、大人たちの姿を見たあとは、パリの犬シリーズ、そして子どもたち。
動物と子どもは、映画界でも必勝パターンだというのも、さもありなん。だってやっぱり、なんともいえずかわいい。

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それにしても、それぞれの写真のタイトルはかろうじて、伊、英、仏語だったが、壁に直接書かれた解説は、すべてフランス語のみ。もう、めちゃくちゃパリ気分が盛り上がるし、断然おしゃれに見えるのだけど・・・やっぱり、ほとんどわかんないんですけど!?

そういえば、以前、じっくり見た写真展も確かここだった気がする。
写真専門の美術館のないローマで、20世紀の表現手段としての写真に積極的に取り組んでいる同館の姿勢にも好感が持てる。

Robert Doisneau Paris en libertè
Palazzo delle esposizioni, Roma
29 settembre - 10 febbraio 2013
http://www.palazzoesposizioni.it/categorie/mostra-023

アトリエ・ロベール・ドアノーのサイト、
http://www.robert-doisneau.com/
portfolios からたくさんの作品を見ることができる。

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25 gen 2013
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by fumieve | 2013-01-25 23:48 | 見る・観る
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