ブログトップ

ヴェネツィア ときどき イタリア

fumiemve.exblog.jp

ある週末

a0091348_955842.jpg


先週末のこと。
夕方、何人かで集まって、「とりあえず」アペリティーヴォ(aperitivo)、つまり夕食前のおしゃべりしながらの「軽い1杯」のあと、「さて、どうする?」

そんなとき、もちろんその日はそれで、じゃあまたね、ってこともあるけど、気楽な独り者が多いし、どっかでご飯でも食べる?ってなることもある。そのお店でそのままテーブルについて食事をすることもあるし、場所を変えることもある。
この日は、すぐそこに住むmちゃんが、「うちにラザニアがあるんだけど、食べてく?」
・・・もちろん全員、まったく異議なし、うんうんと2つ返事でついていく中に、我らが偉大なる友、ヴェネツィアの5ツ星ホテルのレストランでシェフを務めるg氏がいた。
「ならちょっと、なんか作りましょうか?」

えええ〜いいよー突然だし・・・えええ〜でもおー・・・と、にやけ顔を隠しきれぬ我らが、一応止めるのも聞かず、スーパーに買い出しに走るg氏。ヴェネツィアのスーパー、なんと最近は夜の10時まで開いているところもあるらしい。知らなかった・・・。



a0091348_918267.jpg


で、g氏、スーパーの袋を2つ下げて帰ってきたかと思うと、「今日は簡単にできるものだけだから」といいつつ、ものすごい勢いでお仕事スタート。
(包丁の手が早すぎて、ピント合わず。)

a0091348_9202318.jpg


広いキッチンは、にわかレストラン・シェフお料理教室に。シェフの指示を仰ぐ、にわか弟子たち。
(なかに約1名、「僕見る人&食べる人」を決めこむ人あり。)

a0091348_922187.jpg


ラディッキオ・トレヴィジャーノ(radicchio trevigiano、紫チコリ)を一心不乱に刻むmちゃん。日本から旅行に来て、最終日の夜にまさかこんなにたくさんラディッキオを刻むことになろうとは。

a0091348_9244336.jpg


一方、家主mちゃんは、シェフの指示に従って、お肉を巻き巻き。

a0091348_9262476.jpg


牛肉のカルパッチョ(carpaccio、ナマの薄切り)にルッコラ&パルミジャーノは、レストラン前菜のわりと定番だけど、こうして1つ1つ巻くことによって、こういうふうに人数が多いときには分け易く、食べ易く便利!ホーム・パーティなどでも使えそう!!!

そしてそのころ・・・

a0091348_9293736.jpg


実はシェフg氏は、ブログ友でもあるmammiちゃんのだんなさま。mammiちゃんが緊急日本に帰国中、お留守番のアリ坊がさみしがっているから・・・っていうので、なら、アペリティーヴォでみんなで会いましょう、っていうはずだったのだけど。
みんながシェフのお料理に興奮している間、キッチンに入れないアリ坊はいつの間にか、壁に向かって座っていた・・・。

a0091348_9331685.jpg


そろそろ前菜が出そろって・・・。

a0091348_9351932.jpg


こちらは、まだまだ出番を待つ食材たち。

a0091348_9392836.jpg


a0091348_9372519.jpg


さきほど、mちゃんが一心不乱に刻んでいたラディッキオは、リゾット用。そしてmちゃんはこの日、リゾットを混ぜるのにも大活躍。
(翌日、腕が痛くならなかったかしら・・・?)

一方、私が唯一やった仕事といえば・・・。

a0091348_9365215.jpg


リゾットは、いい感じになってきたところで、初めにバター、そしてオリーヴオイル投入。

a0091348_940597.jpg


a0091348_9411216.jpg


最後にシェフが、隠し味を足して、完成!

a0091348_9413711.jpg


本日のもう1つの主役は、家主mちゃんの、きのこのラザニア。

a0091348_9424490.jpg


そしてシェフが再びキッチンに立つと、今度はセコンドの用意。

a0091348_9432023.jpg


パンチェッタとキャベツをいためて、別のフライパンできのこ2種をいためて・・・

a0091348_9445462.jpg


はい、ターキーの猟師風、できあがり。

a0091348_9455361.jpg


言うまでもなく、どれもこれもおいしくって、もちろん全部お代わりして完全に食べ過ぎ。
一流レストランのシェフのお料理はさすが。でも、この日はかなり突然で簡単に、しかもスーパーで買える材料で、ってことで、ほんとうに家庭でもできそうなものをさくっと作っていただいた。もちろん簡単ではないけれど、どれも、あ、ちょっと自分でもやってみようかな、と思えるお料理だった。

a0091348_9501766.jpg


幸せ200%のニンゲンたちに、ちっとも構ってもらえなくて退屈しきっていたアリちゃん・・・ごめんね〜!(つくづく、このお仲間は好きじゃないのでは・・・)

でも、gシェフ、そして広いキッチン提供&優秀な弟子でもある家主mちゃん、どうもありがとう!ぜひともまた、次回を楽しみにしております!!!

24 feb 2013
[PR]
by fumieve | 2013-02-25 09:54 | 飲む・食べる
<< 日本におけるイタリア2013 なかなかあなどれない!?「戦後... >>