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ヴェネツィア ときどき イタリア

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第13回建築ビエンナーレ(回想)、アルセナーレ会場・2

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1つ、なかなか面白いなと思ったのがこちらの展示。





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世界の著名な建築家に、それぞれ自分が大切にしている「イメージ」を挙げてもらったもので、写真あり、スケッチあり、もちろん建築物あり、風景あり・・・もちろん、今回国別で金獅子賞を得た伊東豊雄さんや、前回、総合ディレクターを務めた妹島和世さん、磯崎新さんら、日本の「アーキスター」も名を連ねている。
いろいろな建築家にインタビューをして、その映像を使った作品などは前回もあったが、ものを創造する人々だけに、ことばではなく、イメージで彼等の心のうちをちょっと見せてもらうというのはとても興味深く、ありそうでなかった企画なのでは。

一方、こちらは企画部門で審査員特別賞を獲得した、イタリア人チーノ・ズッキ(Cino Zucchi)。

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科学的な分類でいうと同じ「種」に属するもの、だけど1つ1つが異なり個性を持っているもの、つまり、ファッション・カタログのような写真であったり、昆虫であったり、あるいは釣り道具の「浮き」(たぶん)であったり、集合住宅の窓であったり。個の集まりがまさに集合住宅のように1つの「建物」を構成し、その集まりがさらにビル群のようになる。一見、モノトーンで、どれも同じに見える高層ビルも実は「個」の集まりなのだということだろう。

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なるほど確かに、しょせん「実物」を展示できない「建築」展の展示として、面白い提案ではないだろうか。

そして、展示は続く・・・。

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妹島和世さん+SANAAは、震災で大きな被害を受けた宮城県宮戸島の、復興支援プロジェクトを展示、金獅子賞の日本館同様、大きな関心を集めた。

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3 mar 2013
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by fumieve | 2013-03-03 19:27 | 建築ビエンナーレ2012
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