ブログトップ

ヴェネツィア ときどき イタリア

fumiemve.exblog.jp

マイエルのザエーティ(ワタクシの好きなおやつ)

a0091348_2484787.jpg


ヴェネツィアに限らず、イタリアの伝統的なお菓子は、素朴で地味なものが多い。
このビスケットも、そんな地味めなお菓子の1つ。

ザエーティ(zaeti)とかザレッティ(zaletti)とか、お店によって呼び名が微妙に違うものの、基本的には同じ。とうもろこしの粉をたっぷり使い、干しぶどうをいれてぼってりと焼いたビスケットは、味も見た目通りかなり素朴。とうもろこしの粉で、ふつうのクッキーよりかなり黄色っぽく見えるため、
黄色いヤツ、ぐらいの意味のジャレッティ(gialetti)がおそらくイタリア語風の言い方。
それがヴェネツィアでは、
ザレッティ
(zaletti、ヴェネツィア語では、ジャgiaがザzaになるため)、
ザレーティ
(zaleti、ヴェネツィア語では二重子音が落ちるため)、
ザエッティ
(zaetti、ヴェネツィア語では、母音の間のLが落ちるため)、
ザエーティ
(zaeti、上の全部の組み合わせ。一番ヴェネツィア語っぽい)

・・・と、微妙に(みんな好きなように)なまっていく。



a0091348_259698.jpg


そんなヴェネツィアの伝統的なお菓子、素朴な味はそれはそれで好きなのだが、私が実はとても気に入っているのは、ヴェネツィアに何軒かお店のある、マイエル(Majer)の「ザエッティ(zaetti)」。

これだけ力説しておいて、ちょっと裏切り者っぽいのだが、マイエルのザエッティは、一般的なそれよりも、とうもろこしの粉が少なく、かつ、たぶんバターが多いのだろうと思う。とうもろこしのぼさぼさ感がなく、かなりしっとり、それでいて香ばしい。
やはりオヤツにこだわりを持つsちゃんの表現を勝手に借りると、「昔好きだった(今でも好きだけど)小川軒のレーズンサンドのクッキー部分の味と、やはり昔好きだった(今でも好きだけど)甘食の味」を融合したような味。そうそう、バターが濃いので、サブレっぽいのだけど、厚みがある分、サブレにはない、ほろほろ感があって、確かに甘食をも思わせる、なんともなつかしい味。

ちなみにこのマイエル、本業はパン&お菓子屋さんだけど、お店によってはおにぎりやお弁当を売っているところもあるし、お水やヨーグルトなども置いているし、夜遅めまで開いていることが多いから、ちょっとしたコンビニ代わりに便利。
ほかのお菓子は、大きめながらわりと甘さ控えめで、しっかり食べて満足感大。

a0091348_3131927.jpg


www.majer.it

10 marzo 2013
[PR]
by fumieve | 2013-03-11 03:17 | 飲む・食べる
<< 2013年の3月11日 「女性の日」複合イヴェント、「... >>