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ヴェネツィア ときどき イタリア

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フオーリ・サローネ2013、ブレラ地区半日散歩

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ミラノで、国際家具見本市「サローネ・デイ・モービリ(Salone dei mobili)」開催中。通称「サローネ」は、本来はもちろん商談の場としての商品見本市で、ミラノ郊外の巨大な見本市会場で、家具メーカーや工房、あるいは代理店などが大小のブースを設けて新製品、とくに新しい「生活スタイル」の提案を行なっている。
それ自体、イタリアの重要な産業の1つである、家具・インテリア・デザインの見本市とあって、毎年4月、世界中から注目を集める一大行事であり、出展側もイタリアに限らず、日本含む外国のメーカーや団体のブースも多い。




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そんな「サローネ」期間中、ミラノの市内を賑わせているのは「フオーリ・サローネ」。
「サローネ外」という意味のこの複合イヴェント、市内の店舗、ギャラリー、イベント会場その他を使い、「サローネ」本体でもブースを設けている大企業の「フローリ」展示もあれば、「サローネ」に出展するのは大変だけど、という中小の企業やデザイナー、職人、アーチストのさまざまな展示やイヴェント行なわれている。「公式」プログラムに載っているだけでその数なんと340!そもそも「フオーリ」だから「公式」参加していない、便乗型のイヴェントも加えれば相当な数になるだろう。

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入場料のいる見本市「本」会場と違い、町の中に点在する「フオーリ」会場は、関係者でなくとも気楽に、何かのついでに数件だけ立ち寄ることもできるし、同時に、発生が発生だけに、こちらのほうがより新進の、アーティスティックで面白い展示が見られる、と言われている。

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今年は、「サローネ」本体はパス。
半日だけ時間ができたので、「フオーリ」展示の集中するブレラ地区をざざざっと歩いてみた。ブレラ絵画館&美術院を中心とするこのあたりはミラノの中でもとくに、もともとおしゃれな通りやお店が多くて、ふだんから散歩の楽しいエリア。路地にも大通りにも、すてきなカフェもたくさん。

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地図を片手に町の中を(しばしば迷子になりながら)歩いて、歴史的建造物と現代の出会いに唸ったりするのはヴェネツィア・ビエンナーレの町中展に似ているけど、こちらはあくまでも、「使うためのデザイン」が中心だから、触ったり、とくに座ったりできるのが特徴。

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(ただし、写真撮影禁止のところも多くて、まあデザインがコピーされる心配もわかるのだけど、いまどき、写真なしではどうしても記憶にも残りづらくて残念)

それにしても、こういうとき、イタリア人の「見せ方」のうまさにはつくづく感心する。
たとえばこちら。

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黒やグレー、白といった、シックな壁紙の展示なのだが、この扮装のお兄さん達が(声を出さずに)目だけで中へ案内していく。途中で同じ扮装の人がひょこっと顔を出したりして、まるで不思議の迷宮に迷い込んだような気にさせられる。(お化け屋敷寸前とも言える・・・)

個人的には、こういうのが、好きだけど・・・。

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(結局、キッチンとしても一番使いやすそうだし。)

もう1つ、演出にうなったのがこちら。

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クリスタルのカット・グラスのランプ、1つ1つ職人さんが作っているそうで、やっぱり美しい!

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めずらしくその場で単品売りしていたのもいいアイディアで、1個150ユーロぐらいだったかな、よっぽど私も買いたくなってしまったけど・・・。

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半日だけど、もうちょっと続きます。

11 aprile 2013
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by fumieve | 2013-04-12 21:56 | 見る・観る
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