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ヴェネツィア ときどき イタリア

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海の教会の謎、ポジターノのサンタ・マリア・アッスンタ

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あの黄色と青のマヨリカのクーポラを目指して、浜から上がってくると教会前の小さな広場で、すぐに目につくのが、鐘楼の壁の一部に埋め込まれた1枚のレリーフ。
頭部は犬か狐、鋭い爪の前足を持ち、フリルのミニスカート(?笑)で分けられた下半身は、蛇のようであり、だが魚の尾っぽつき。



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現在ここにある教会は、1777年から1783年に建てられたものだが、教会の前身は、中世に建てられたベネディクト修道院の教会で、10世紀にさかのぼるとされる。
見るからに「中世」な海獣のレリーフは、以前の教会の内装に使われていたものらしい。

ちなみに、教会内部、主祭壇には「ビザンツ風の」聖母子のイコンが奉られており、 民間伝承では、オリエントからやってきたこのイコンが奇跡をおこし、その記念に教会が建てられたとされている。が、今では、イコンは11-12世紀ベネディクト会修道士によるもので、彼等の船に乗ってポジターノにやってきたという説が有力。

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そして、教会の外壁にはやはり10-12世紀当時を偲ばせる、カケラがぽつぽつっと埋められている。

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だが、何よりも気になったのが、レリーフの前の地面に埋められたこのモザイク。

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この迷路のような不思議なラインはいったい何?そして、この、妙にリアルなお魚一匹は何を表している???

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あとで調べようと思って写真だけ撮ってきたものの、ネットや簡単な観光ガイド程度では一切説明が見つからず・・・。
同じ広場には、明らかに現代のアーチストによるものと思われる、いくつかのモザイク装飾があったので、これも現代のものなのだろうか???

どなたか、何かご存知の方がいらしたら、ぜひ教えてください!!!

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16 maggio 2013
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by fumieve | 2013-05-16 19:09 | ほかのイタリア
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