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ヴェネツィア ときどき イタリア

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トレントのブオンコンシリオ城は、ルネサンスの館

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町の一番はじっこ、といっても、反対側のはじっこの駅から歩いても15分ぐらいのところに、「12カ月のフレスコ」で知られるブオンコンシリオ城がある。




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車道に面した入口から入って、目の前に見えているいかにもお城っぽい部分がカステル・ヴェッキオ(Castelvecchio、旧城の意味)、13-15世紀にかけて建てられ、代々、トレントの司教領主の住居でもあった。
要塞だから、もともと外観は無骨だったはずだが、最上階だけ領主の住居らしくロッジャ(柱廊)が作られた。これは「ロッジャ・ヴェネツィアーナ(Loggia Veneziana、ヴェネツィア風ロッジャ)」と呼ばれているらしい。
中に入るとすぐにある中庭は、要塞の中とは思えず、完全に領主の館そのもの。アーチの連なる廊下や15世紀後半に描かれたフレスコ画が目を引く。

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もともとは、キリストや聖母子像などもあったのかもしれないが、残っている部分はとりあえず、彼らのヒエラルキー図のよう。

その中庭の右奥の部屋には、それより前の時代に近郊の教会などで使われていたレリーフなどが展示されており、こちらにもワクワク。

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渡り廊下を伝って、マーニョ・パラッツォ(Magno Palazzo、本館)へ。

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16世紀、ベルナルド・クレス(Bernardo les)の統治時代に彼の住居として新たに建てられた部分で、ルネサンス様式、壁や天井のフレスコ画は、ドッソ・ドッシ(Dosso Dossi)ほかが手がけている。

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入口の部屋の天井には、クレスの紋章が。

礼拝堂の天井は、テラコッタのレリーフ。

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そしてもう一度中庭を通って、その向こうが「ロッジャ(Loggia)」。

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ちなみに「12カ月」の見学は、指定の時間にここに集合する。

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階段を上がって、さらにいくつかの部屋を通過して、「トッレ・ダクイラ(Torre d’Aquila)」につながる廊下へと案内される。
その手前までは、自由に見学可能。

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18世紀の、タイルのストーブとか・・・このエリアの特徴でもある、木彫の祭壇画や聖母子像などが展示されている部屋もあり。

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ちょっとした講演会などがあるのだろうか、椅子が並べられていたサラ・グランデ(Sala Grande、大広間)では、天井の下のフリーズ装飾に注目!

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プッティたちが持つアルファベットは、ベルナルド(Bernardt)の名を示している。

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鏡の間と・・・

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夏の食堂。

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ここから直接、16世紀に岩を掘って作ったワイン貯蔵庫につながっている(らしいのだが、見学しそびれた)。

庭も美しい(のだが、暑いのと時間切れとで、駆け足見学・・・)。

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10年くらい前に行ったのは冬の寒いときだった。「12カ月」めあてで、それ以外は正直のところあまりよく覚えていなかったのだが、夏の明るい光の下であらためて見るとお城も見所満載だった。今度はもっともっとゆっくり見たい。

Castello del Buonconsigio
Trento
www.buonconsiglio.it

11 agosto 2013
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by fumieve | 2013-08-11 18:56 | ほかのイタリア
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