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ヴェネツィア ときどき イタリア

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「華麗なるギャツビー」と「モンスター・ホテル」

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デカプリオには特別興味がないし、いかにもなハリウッド映画もあんまり好きじゃないから、ふだんなら見逃していたはずの「華麗なるギャツビー(イタリア語ではGrande Gatsby)」2013年版。野外劇場でやっているのなら行こうかな、とやや消極的にでかけた。

実は、ロバート・レッドフォードの74年版もまともに観たことがない。予習しておこうと思ったりもしたのだが、それがなかなかめんどくさくってできず、結局そのまま。

派手ばでっちい場面の連続、わかりやすいストーリー。それにしても、よほどアメリカ人の好きなテーマなのだろう。往年の名作のリメイクはさぞ難しいだろう思うが、監督にしても俳優にしても、初期はともかく、円熟してくるとぜひとも撮ってみたい、演じてみたい作品なのかもしれない。
だが、中(のセットと演出)を豪華にすればするほど、巨大な城館の外観と遠景がちゃちく、ツクリものに見えてしまう。いや、ツクリものであることは間違いないのだが、ともかく嘘っぽい。・・・CGっぽい、というのか。いやいやもちろんCGなんだけど。1974年ではない、2013年の映画だから、これが今の映画なのかもしれないけど。




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運動神経の鈍いアラフォー・・・ならぬアラフィフ(!)の目にはしばしばついていけないスピードのカメラ・ワークは、豪華なお城の豪華なパーティー・・・という共通点とあいまって、CGアニメーションの「モンスター・ホテル(Hotel Transylvania)」(タルタコフスキー監督)を思い出した。そういえば、家主が最愛の女性(「モンスター・・・」では娘だけど)のためにパーティーを企画しているところも同じ。
もちろん、ストーリーも結末も、全く異なるのだが・・・。
この映画も、アニメとは知らずについ観に行ってしまったのだが、これが微細まで凝っていて感心する。(それもまた、昨今のCGアニメの特徴なのだろうけど。)そのスピードに目を回しながらも、思っていた以上に楽しめた。

17 agosto 2013
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by fumieve | 2013-08-17 16:04 | 映画
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