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ヴェネツィア ときどき イタリア

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第55回ビエンナーレ・15〜アルセナーレのどんづまり

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ここ数年、このアルセナーレ会場のどんづまりで、室内外を使っての展示が定番になりつつある中国。今年はやや、控えめな感じで、中国ですら、やや全体の、つまり世界情勢の流れに沿っているのかなー、と思ったのだが・・・。




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それについては続編あり。

Repubblica Polopare Cinese (Cina)
Transfiguration
He Yunchang, Hu Yaolin, Miao Xiaochun, Shu Yong, Tong Hongsheng, Wang Qingsong, Zhang Xiaotao
Curatore: Wang Chunchen

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ビエンナーレ初参加のバハマ。
・・・バハマ、と聞いて思い浮かぶのは、・・・おそらく青い海の常夏の島(?ほんとか?)・・・すみません、地理にうとくて。

だからなんとなく、アロハでハワイアンな(その時点で相当な間違い)ものを想像して中に入ると、・・・なぜか北極探検。???あ、いや、もちろん例えば日本の作家さんが、エベレスト登頂をテーマに作品を作ってもいいと思うし、その意外性が狙いなのかもしれない。

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だが、1909年にロバート・ピアリーとマシュー・ヘンソンなる米国人が北極点に到達したらしいことも知らなかったし、それがまた議論を呼んでいることも知らなかった(ありうるだろうと想像はできるが)身としては、作家の意図にまったく近づけず。

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Bahamas
Polar Eclipse
Tavares Strachan
Curatori: Robert Hobbs & Jean Crutchfield

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会場内に建つ、物見小屋のような掘建て小屋がグルジア館。
テーマは「カミカゼ・ロッジャ」。・・・
ソ連崩壊後、グルジアの首都トビリシでは、この手の違法建築がたくさんできたのだという。なんだかヴェネツィアの、アルターナと呼ばれる屋上のテラスを思わせないこともない。
もちろん中に入ることもできる。小屋を作ったそのまま、工事道具やペンキなどがそのまま置いてあったりするのがリアル。・・・というか、まさにそのものなのだと思うが。作品も、壁に画鋲で止めてあったり、画像を見せるためのテレビの置き方も、ふつうの家みたい。
緑に覆われたテラスは思いのほか気持ちがよくて、歩き疲れたヴィジターたちの、いい休息所になっていた。

実は、オープニング時には、ここでパフォーマンスもあった。
それがなんと、地元(?)のパフォーマーたちとともに登場したのは、NYで活躍する荒川医(あらかわ えい)さん。

というわけで、ここでは、幸いなことに立ち会うことのできた、荒川さんのパフォーマンスの様子を中心に紹介。

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ヴェネツィア・ビエンナーレの国別参加では、日本館もそうであるように、そのときの美術界を代表する、あるいは象徴する自国の作家さんを選ぶのが普通。だが、世界の美術界ではすでに、国境が、必ずしも意味のあるものではなくなっている。 NY在住の日本人アーチストが、グルジア館を演出するビエンナーレ。
日本館でいつか、グルジアの作家さんの作品を展示することもあるだろうか・・・?

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Georgia
Kamikaze Loggia
Bouillon Group, Thea Djordjadze, Nikolos Lutidze, Gela Patashuri with Ei Arakawa and Sergei Tcherepnin, Gio Sumbadze

26 agosto 2013
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by fumieve | 2013-08-26 15:50 | ビエンナーレ2013
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