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ヴェネツィア ときどき イタリア

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やけど注意!アツアツ・ポレンタのヴェネツィア風ファストフード

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海の町ヴェネツィアは、飲んべえの町ヴェネツィアでもある。
スプリッツという地元カクテルやワイン、(人によっては)朝から立ち飲みも当たり前。そしてそんな立ち飲みのお供が、いかリングやコロッケなどの揚げ物おつまみ。
バーカロ(Bacaro)とか、最近はチケッテリア(cichetteria)と呼ばれる立ち飲み居酒屋の定番メニューが、観光客の多い通りにファストフードっぽく登場していた。

イカ・フライ 3ユーロ
イカとエビのフライ 4ユーロ
イカとエビのフライ、ポレンタつき 5ユーロ
野菜フライ 3.5ユーロ

とあったので、ポレンタつきをトライ。
ポレンタ(polenta)というのは、このブログでは何度も紹介しているが、トウモロコシの粉を大鍋でぐるぐると練ったもの。
トウモロコシの種類によって、ヴェネツィアでは黄色または白があって、また形状としても、練りたてでおかゆのようにどろどろの状態のもものと、それをいったん冷まして固めて、スライスしてもう1回軽く火であぶって出てくるものとあり、したがって、大きくわけて4タイプが存在する。これはお店で食べる場合はこちらで選べるわけではなく、自動的に提供される。
揚げ物やお肉のグリル、あるいは煮込みもの、と味の濃いものの付け合わせに使うのだが、もともとは、小麦の取れない北イタリアの貧しい地域で、パンの代わりにお腹をふくらますために食べていたもの。今では、場所によっては「おいしいポレンタ」がレストランの評価の1つにもなったりするが・・・。

ちなみに、このポレンタは北イタリア独特のもので、中部〜南イタリアでは食べないので、これも何度か紹介してきたことだけど、南の人が北部の人を揶揄するのに、ポレントーネ(polentone)という言い方をする。ポレンタ野郎、ぐらいの感じ。




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スナック風のおつまみスタンドを紹介するつもりが、なぜここまでポレンタに脱線していたかというと、原因はこちら。

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なんと、なんと、なんと!!!お店の奥の、ソフトクリームのような機械から、ポレンタがにゅるにゅるにゅる〜と出ていた!!!
・・・もしかして、北イタリア外食産業界では既に常識なのかもしれないが、とりあえず、居酒屋やレストランで飲み食いする分には機械を目にすることはなかったし、ともかくビックリ。かつては、大鍋で30分も1時間も、ぐるぐると絶えず木べらで混ぜながら練り込んだアツアツのできたてポレンタ・・・が、なんとソフトクリームの要領で、常にアツアツの状態で気楽に提供できるとは!!!

目から鱗すぎて、せっかく買ってみた5ユーロのカップの写真を撮るのも忘れてしまったが、こうして気楽に買えるファストフードとしては、十分にいける。

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ただ、要注意なのはまさにこのポレンタ。どろっとしたおかゆ状のポレンタは通常、平べったくお皿に盛られて提供されることがほとんど。だから、いくらアツアツと言っても、食べるときにはそれなりの適温に下がっているのだが、これは、アツアツのものを、コーン状の発泡スチロールの容器に詰め込むから、アツアツもアツアツ、ポレンタと思って食べると食べたことがないくらいの高温で、それがかなり長い時間保たれてしまう。
私は、いつもの感覚でふと口に運んで、危うく口内中全部やけどするところだった・・・。

でも、かなり長い時間アツアツが保たれるし、なにしろお腹をふくらますポレンタがいっぱい入っているから、とくにこれからの季節、軽く、でもあたたかいものをちょこっと食べたい、というときにちょうどいいかも。

それ以外にも、ヴェネツィア地元料理の、いわゆるお惣菜持ち帰りもあり。

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地元民でにぎわうバール&パスティッチェリア(お菓子屋)リッツァルディーニの3軒隣あたり。

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Acqua & Mais
Gastronomia e Polenteria
(あらためて見たら、お店の名前も「水&とうもろこし 総菜とポレンタ屋」だった!)
San Polo 1411-12 (Campiello dei Meloni)
Tel. 041 2960 530

30 settembre 2013
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by fumieve | 2013-09-30 16:47 | 飲む・食べる
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