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ヴェネツィア ときどき イタリア

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ヴェネツィアで「グスト(味)のビエンナーレ」開催

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会期最終日の午後。予想通り各スタンドでは、どんどん帰り支度を始めていた。



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ハム・サラミにチーズ、ワインにオリーブオイル。お菓子、パンなどの粉製品、そして生の野菜も。

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2年に1回、トリノで開かれる食の国際見本市、サローネ・デル・グスト(Salone del gusto)を明らかに意識したものだろう、いつのまにかヴェネツィアで、ビエンナーレ・デル・グスト(Biennale del gusto)なるイベントが開かれていた。
トリノよりはだいぶ小規模だし、スタンドもイタリア国内からの出展に限られている。が、ちょこちょこと試食ができて、その場でお買い上げもできるのはトリノと一緒。
そして、会場に入るのもそもそも有料なのだが、パスタや一部のワインなど、試食というよりは最初から有料なのもまたトリノ同様。

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ざっと回って、少し買い物をして、念のためのぞいてみたイベント会場。
テレビをあまり見ていないのであまり知らないのだが、イタリアでも最近、カリスマ・シェフ・ブームらしい。そのブームに乗ってというのか、Showcooking と題して有名(らしき)シェフによる、お料理実演が行なわれていた。(どうでもいいけど、ショウクッキングって和製ならぬ伊製英語???)
ちょうど終わるところだったのが、このロレンツォ・コーゴ(Lorenzo Cogo)シェフ。

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メニューは、
Ravioli di Miso El Coq, infusione di Lemon grass e tartufo. Insalata mista El Coc.
(ミソのラヴィオリ???・・・まさかね)

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面白かったのは司会者が最後に「では、写真を撮りたい人はどうぞ〜」。そうそう、やっぱりみんな、せっかくなら実物の写真を撮りたいものね。

ほんとは事前登録制だったのだが、すいていて余裕で入れたので、そのまま見学。

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次は、アジアーゴのレストランにいるというアレッサンドロ・ダル・デガン(Alessandro Dal Degan)シェフ。
前のシェフは作るところを見ていないからわからないけど、こちらはもう、しゃべるしゃべる。っていうか、手を動かしているのは助手2人で、彼はしゃべりっぱなし。イタリア人らしいといえばらしいけど、テレビとかに慣れてるんだろうな〜という感じ。

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さすがに、盛りつけのところだけ、ささっと手を加えていたけど、正直のところ、なにやらヤヤコしい、変わったものをちまちまっと並べただけ、という風に見えた。

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盛りつけたお皿にふたをして、そこで薫製に。なるほど、そういうの、はやってるのね〜。

メニューは、
Battuto croccante di cervo in cenere di fieno e trombette di morto, rocotta affumicata alla resina e succo di “berberis vulgaris”. Brodo di cipolla doce e licheni, ostrica affumicata, merluzzo mantecato e uova di aringa.
・・・ふう〜っ。

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ここで帰ろうと思ったら、ドロミティの食材を紹介していて先ほどいろいろ話をした(いろいろ試食させてもらった)人が、「今からうちのチームがポレンタとお肉を料理するから。急いでなかったらぜひ見ていって!」と言うので、再び着席。

今度はなんと、3人のシェフが登場。
ピカピカのデモ用キッチンに、お鍋を3つにぎにぎしく並べ、火力確認。出てきたときから何やら楽しそう。横に解説のおじさんつき。
使用するのは、まず、豚7、牛3という割合で混ぜて作った一種のサルシッチャ(salsiccia、イタリア風粗挽きソーセージ)。これはパスティン(Pastin)といって、ベッルーノ地方の独特のものらしい。それをジャーっと焼き始めるもんだから、おいしそうな匂いに、思わずお腹がぐー・・・。
お鍋のうち1つはポレンタ(polenta、とうもろこしの粉を練ったもの)。これも、とうもろこしの種類が独特らしい。
もう1つはクリームソース。生に近いチーズを牛乳でのばす。チーズはもちろん地元のものらしい、だが、牛乳もバターも、確かに彼らの地元のものとはいえ、スーパーで売っているごくふつうの製品を使っているのが嬉しい。(・・・というのもさきほどのシェフは、材料も全部、あらかじめ、キレーな器に全部取り分けてあったから。まさにテレビ番組のようだった。)

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で、できあがったのがこちら、なんと、会場にいた全員に、できたてのアツアツが配られた!!!

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・・・食べ物につられて言うわけじゃないけど、ごくごく簡単な郷土料理、だけど見ていてこの回が一番楽しかった。
3人のシェフ、マウロ・カヴァレット(Mauro Cavalet)、ヴァルテル・デ・カッサン(Walter De Cassan)、ディーノ・メルリン(Dino Merlin)の3シェフ、ありがとう!

なお、私は見学(参加)しなかったが、期間中、ほかにも公演やワイン試飲会などのイベントもあったよう。

最終日午後とはいえ、全体に人が少なかったのが残念。私はほとんど町中でもメディアでも宣伝を見かけなかったが、もうちょっと宣伝したらよかったのに・・・。
「ビエンナーレ(biennale、2年ごとという意味)」というからには、ちゃんと再来年もまたあるといいのだが。

Gusto - biennale dei sapori e dei territori
26 - 29 ottobre 2013
Padiglione 103 del Venezia Terminal Passeggeri
http://www.biennaledelgusto.it/

29 ottobre 2013
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by fumieve | 2013-10-30 09:25 | 飲む・食べる
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