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スヌーピー展に見る、あこがれのアメリカ

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覚悟はしていたけど、やはり朝一番で行ってもすでに行列。
展示作品の前には人がいっぱいで、じっくり見るのはさすがに難しいかな〜と最初はあきらめていたのだが、すきまにさっと入り込んで、読み始めたらもう止まらなくなって、結局はじからはじまでほとんど読んでしまった。
初期の、まだ今のキャラクターより幼い顔立ちの作品。いや、顔だけではなくて、そういえばチャーリーブラウンの妹サリーも、ルーシーの弟ライナスも、最初はまだ生まれていなくて、お話の中で生まれて、赤ちゃんからやがて成長していったのだった。



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中には知ってるものもあったが、ほとんどは初めて読むものばかり。なのに、とてつもなくなつかしい。そして、それぞれ落ちがあるようなないような、独特の締めに、ふふっと笑顔になってしまう。

アメリカンフットボールに、ハロウィン、サマーキャンプ。スヌーピーのマンガで知ったアメリカの文化。今みたいにテレビで世界中の旅番組をやっていたわけじゃないから(といってしまうとものすごいトシを感じるけど)、彼らの行動の1つ1つが、ものすごくアメリカンで新鮮だった。中でも、マシュマロを串に刺してたき火で焼いて食べるのは、子どもごころにずっとずっと気になっていたのだが、大学時代に西海岸へホームステイに行ったとき、アメリカの子どもたち、いや大人もみんなほんとにやっていて感激(?)した。実際には、火にかけてアツアツ・とろとろにしたマシュマロを、すでにクリームの挟まったあま〜いオレオ・クッキーを二つに分けて、そこにはさんで食べていたのは衝撃だったが・・・。

最初の頃は、インクの線がバシーッと決まっているのが、後半になると印刷の技術が上がってくるのもあるのか、下絵の鉛筆描きがところどころに残っていたり、インクの濃淡も使っていたりするのを生で見ることができるのは、やはり原画展ならでは。

哲学的だとか、あるいは心理学的にとか、いろいろ言われることもあるけど、そんなことあんまり考えずに、1つのマンガとしてそのまま読むのが一番楽しい。
展示は、生い立ちから始まり、あとはスポーツとか友達とか、テーマ別の原画展示が中心。変にひねくり回していないのがいい。

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最後の、キャラクター商品のコーナーは撮影OKだった。
いろんな大きさと形のピーナッツ・バッグ、これもなつかし〜い。

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1950年の誕生以来、50年にわたり新聞に楽しい「ピーナッツ」の仲間たちを描き続けたチャールズ・シュルツ氏は、1999年12月に引退宣言。描きためてあった原稿の掲載がすべて終わり、感謝の気持ちを綴った最終回が掲載される前日の2000年2月12日、命を引き取ったらしい。まさに、「ピーナッツ」とともに歩んできた人生だったのだろう。

充実したショップも嬉しかったが、帰宅してから、古い本をひっぱり出して読んでみたりしている。

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スヌーピー展
森アーツセンターギャラリー
六本木ヒルズ 森タワー52階
2013年10月12日〜2014年1月5日
http://www.snoopy-exhibition.jp/

3 gen 2014
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by fumieve | 2014-01-04 00:59 | 日本事情
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