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バルセロナ近郊、ジローナの町を歩く

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ヨーロッパの多くの都市のご多分に漏れず、ジローナ(Girona)もまた、はじめに町を築いたのはローマ人。古くはイベリア人が住んでいたところに、紀元前1世紀、ローマのポンペイウスがやってきて以来、ローマ人がGerundaという町を建築、以降、アウグスタ街道のイベリア半島入口の町として発展した。

その後、711年にイスラム、さらにフランク王国シャルルマーニュ大帝により「奪回」、そしてアラゴン・カタルーニャと支配者の変わるジローナの旧市街は、迷路のように入り組んだ狭い路地が特徴。



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そうして、迷子になりながら丘の上に上がると、突然目の前に大聖堂が現れる。

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小さな町には大きすぎるような、その巨大な聖堂内は残念ながら撮影禁止(「刺繍布」も)のため写真なし。ロマネスク柱頭のすばらしい回廊だけ、紹介しておこうと思う。

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大聖堂は12世紀に完成した、いわゆる「ゴシック様式」だが、回廊は11世紀に着手されたときの「ロマネスク様式」のまま残されている。

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この「アダムとイヴ」、モデナの大聖堂のレリーフとよく似ている。

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それにしても、たとえばファサードや壁など、飾り立てたくなる部分に豪華に装飾を施す気持ちはわからないでもないけど、柱頭とか、本来は建物の構造部分まで「絵」を彫り込んでしまう、この時代の感覚というか、執念ともいうのか、これはほんとにすごいと思う。
これより1000年以上前に、ギリシャで、合理的かつ様式美を備えた、ドリス式、イオニア式オーダーと呼ばれる柱頭が「開発」されるのと、全く違うメンタリティーがある。

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ジローナは、中世にはユダヤ人が活躍した町でもあり、観光名所としてはゲットーも欠かせないのだが、なにしろ「刺繍布」が目的だった今回は残念ながら時間がなくて割愛。また次回、もう少しゆっくり訪れてみたいと思う。

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(・・・といいつつ、ジローナ案内はもう少し続きます。)

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27 giu 2014
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by fumieve | 2014-06-27 16:28 | 異国の旅
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