ブログトップ

ヴェネツィア ときどき イタリア

fumiemve.exblog.jp

第9回ビエンナーレ・ダンツァ、本日まで!

a0091348_16464644.jpg


勅使河原三郎さん&庄司紗矢香さんによるオープニング公演を楽しんだあと、なかなかほかを観に行けずにいたのだが、昨日27日に3公演をハシゴ。





コンテンポラリー・ダンスというと、ラフな格好か、あるいは裸に近いくらいのミニマムなウエアで、ひたすら汗を吹き飛ばし筋肉の限界に挑戦するイメージ・・・というと乱暴すぎるだろうか。
そのイメージとはまったく逆に、きちんと和服を着付け、最小限の動きで感情の機微を表す上方舞の吉村桂充(Keiin Yoshimura)さん。なるほど確かにこれも「舞い」。
(上記映像は、やはりこのビエンナーレで公演のあった「YASHIMA」。私が観たのは「YUKI」)

続いて、LAURENT CHÉTOUANE/ROBERTA MOSCAのSolo with R/Perspective (s)は、同じ、パラッツォ・グラッシのテアトリーノ会場だが、舞台ではなくてホワイエ(ロビー)にて。(安藤忠雄さんプロジェクトの、テアトリーノ詳細は、こちらをどうぞ。http://fumiemve.exblog.jp/18086757/)こちらは一言で言うとまさに、コンテンポラリー・ダンスのイメージそのもの。そのソロ・ダンスは舞台でなくて、こうしてみんなで囲んで、地べたに座って観るのが正解。勅使河原三郎さん&庄司紗矢香さんの公演は、オペラにも使われるマリブラン劇場だったが、広場での公演もあり、仮設劇場もあり、と、こうして観る側もいろいろなスタイルで楽しめるのもまた、このビエンナーレ・ダンツァの面白さの1つだろう。

だが、この日は何といっても、最後に観たMarzo(3月)が衝撃的によかった。
現在、ビエンナーレ建築展開催中のアルセナーレ会場の奥の方、テーゼ劇場。初めに出てきたのは、大岡越前???・・・へんてこりんな羽織袴のようなものに、「サムライ」っぽいカツラならぬ、頭全体にお面というか兜というのかをかぶっている。
吉村桂充さんのYuki を観たあと、近くに座っていた人がいみじくも「いろいろな違いを楽しめるおのが、このビエンナーレの魅力」と言っていたけれど、まさにその通り・・・アニメのヒーローもののできそこないみたいなのが出てきてクサいストーリーが展開するわ、ミシュランのあの人形のなんちゃってみたいのが出てきて踊っているわ、初めはどうしようかと思ったが、これがこれが、なかなか。
なるほど、これもダンスなのか!と目から鱗、心から舞台を楽しんだ。
プロダクションはイタリアだが、助監督にタニノクロウさん、衣装に横山裕一さんが参加している。



KEIIN YOSHIMURA
Wa no Kokoro: Yuki
Teatrino Palazzo Grassi

LAURENT CHÉTOUANE/ROBERTA MOSCA
Solo with R/Perspective (s)
Teatrino Palazzo Grassi

DEWEY DELL
Marzo
Teatro alle Tese
http://www.deweydell.com/index.php/project/marzo/

a0091348_16462357.jpg


29 giu 2014
[PR]
by fumieve | 2014-06-29 16:58 | 見る・観る
<< 装い新たに・・・エストロ、オープン! バルセロナ近郊、ジローナの「天... >>