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ヴェネツィア ときどき イタリア

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繊細で優美な、エストロの限定「味見」コース

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1皿1皿、出てくる度に、その美しいお料理にタメイキ。
もちろん見た目だけでなく、毎日直接、市場で買い付けた食材はどれも新鮮で、素材そのものがちゃんとおいしい。なにしろお魚だって、できるだけ天然ものを選んでいるというのだから、徹底している。
それが丁寧に、デリケートに調理されて、こんな風に出てくるのだから、これはもう、幸せ以外のなにものでもない。




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場所を変えて新たにオープンした「エストロ」、先日、味わい損ねた「デグスタツィオーネ(味見)」コースを、今回は堪能。
まず、アミューズ(プレ前菜)、夏に嬉しい、まさかのしめ鯖はコロコロに細かく刻んだセロリと。そして、右上、鶏レバーのパテも嘘みたいなおいしさ、同席者2人が持ち帰りを強くせがんで、シェフを困らせたほど。(結局、それはかなわず、ヒミツのレシピをこっそり教えていただいた!)

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お刺身・・・でなく、生のお魚のカルパッチョ、など。イカは、甲は生で、ゲソは軽くあぶって、と細やかな心遣いがここにも。右上は、「海のトリュフ」という名の貝。

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魚介の、そらまめ(・・・だったと思う・・・)のスープ添え。

そしてメインは一番上の写真、まぐろのタリアータ(つまり、たたき)なのだが、「タリアータ」という名から想像される、よくある豪快料理とは全く異なり、これもいろいろなお野菜やそのピュレとともにいただくというすてきなもの。

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デザートもまた、1つ1つはシンプルなものなのに、その組み合わせ、そして全体のハーモニーがすばらしい。

・・・強いて、強いて言うならば、たぶんイタリア生活の長い、食いしん坊女子やふつうのイタリア人には、全体の量が少し少なめに感じるかもしれない。

それでも、シェフの心意気が凝縮された、このデグスタツィオーネ・コースがやはりお勧め。内容はその日の仕入れ次第、1日15食限定だそうなので、なくなってしまった場合はご容赦を。

観光名所でいうと、スクオラ・グランデ・ディ・サン・ロッコ(Scuola Grande di San Rocco)至近。

Estro
Dorsoduro 3778
Tel. 041 4764 914
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by fumieve | 2014-08-10 17:00 | 飲む・食べる
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