ヴェネツィアの最重要観光地の1つ、リアルト橋(Ponte di Rialto)至近、カナル・グランデ(Canal Grande)に面した超一等地に、おしゃれなピッツェリアが登場した。
ピッツェリア、といってもパスタやメインなどのレストラン・メニューもあり。
そしてヴェネツィアらしく、 入口のカウンターや入口の前庭席で、ヴェネツィア風に立ち飲み&おつまみも可能。
こちら、つきだしのガスパチョ(スペイン風冷製スープ)。伝統的なピッツェリアではありえない、こじゃれたサーヴィスにびっくり。
ピッツァは、スローフード・マークのついた、こだわりの食材を使ったもの多し。お魚のカルパッチョが乗っているような変わり種も。
ピッツァがおいしい!ということで、ほとんどピッツァしかまだ食べてないけれど、ほかのものも試してみなくては!
・・・が、ここで伊製英語の罠が1つ。
イタリアではなぜか、日本語で言うところの「ハンバーグ」のことを、「humberger (ハンバーガー)」と言う。では、日本語で言うところの「ハンバーガー」はというと、「panino di humberger(ハンバーガーのパニーノ)」となる。
スーパーなどのお肉売り場では、だから、ハンバーグのことをhumberger と表示してあったりするのだが、最近はヴェネツィアでも、アメリカン・カジュアルな軽食を出すお店が増えてきたから、てっきりここでも「ハンバーガー」のことかと思った友人がオーダーしたところ、「ハンバーグ3点セット」が出てきた、というオチ。
これはこれで十分においしかったようだけど、メニューの中で、メインの1番上にあるhumbergerを「ハンバーガー」だと思って頼むと違うものが出て来るので注意が必要。
余談だがイタリア語ではもともと、ハンバーグのことをスヴィッツェラ(svizzera)とも言う。Svizzera はずばりスイスのことで、それはそれで不思議なのだが・・・。
デザートもすてき。
Ristorante Pizzeria Vinaria
San Polo, 1097
Tel. 041 2410665
www.vinariaristorante.it
22 ago 2014