出発2日前に突然決めた旅、2泊3日の小旅行だし、と慌ててとりあえず購入した簡易版ガイドブックでは扱いが小さすぎて危うく見逃すところだったが、行ってみたら
「ハンス・ウェグナーの椅子」展をやっていたり、
カフェもおしゃれでおいしかったりと大当たりだったデザイン博物館。順番が完全に前後してしまったけど、常設もさすがにすばらしかった。
同博物館は、デンマークおよび世界の工業デザイン、スカンジナビアの工芸のコレクションを展示しているほか、図書館も併設したデザインおよびデザイン史の研究センターとなっている。
アールヌーヴォー時代の焼きものやガラス、そしてもちろん銀器も。今回、お店では完全に見学のみに(泣く泣く・辛うじて)とどめたジョージ・ジェンセンも、やはりやはりすてき。
展示用の棚もまた、展示品。
展示はデンマークのデザインのみに限らず、日本のガラス、ヴェネツィアのガラス、そして、北欧デザインの定番、フィンランドのイッタラも。
全体に、椅子を中心とした家具類、室内ものが多かったけど、中にはこんなものもあった。
同博物館は1890年に設立。1926年に現在の場所に移転したが、このデンマーク・ロココの建物は1752年に最初のデンマークの病院として建てられたもの。1920年代に博物館として改装された。
一部、工事のため閉鎖中だったのと、今回は残念ながら時間切れでお庭まで見学できなかった。なのでやはり、次回もまた来てみなくては。
Designmuseum Danmark
http://www.designmuseum.dk/en
24 agosto 2014