パリでもロンドンでも、ヨーロッパの町はたいてい川の両岸に発達しているから、観光客向けの遊覧船ツアーは手っ取り早くて、これが結構楽しい。
コペンハーゲンの名所、ニューハウン(Nyhavn)の運河では、さすがに夏のハイシーズンとあって、そんな遊覧船がひっきりなしに出たり入ったりしている。ここも堂々の下調べゼロ、だが、だいたい、だまされるとかボラれるとかそういう感じが全くしないし、とくに比較検討もせずに、ぱっとそこにいたのに乗った。
出発進行〜!
対岸に渡る工事中の橋の脇を抜け、
すぐ左手にあるのが王立デンマーク劇場(The Playhouse)。
右前方に現れるのがオペラ座。モダンな大型な建物が、いきなり2つ、劇場だということに驚く。
これは・・・なんだっけ・・・?
町の中心部からはかなり離れたところにある、人魚姫の像。
そして、ここでUターン。
・・・なんだっけ?・・・
もう一度、オペラハウスと
劇場を見て、
Christianshavn 地区へ。
細い運河の両側に、プライヴェートのヨットがぎっしり。
Von Frelsers Kirkeの鐘楼。教会自体は1682-96に建てられたものだが、鐘楼は1749-52年に追加されたらしい。橋をくぐる前とあと、建物の隙間から姿を見せる。
・・・なんだっけ?・・・
国立図書館は通称「ブラック・ダイヤモンド(Den Sorte Diamant)」!
町の中心部のほうへ入って・・・
クリスチャンスボー城(Christiansborg Slot)の裏側(?)の門。
その脇の運河を通って・・・
こちらは旧証券取引所のきりきり舞いタワー(注、勝手に命名)。
デンマーク建築センター。・・・なんだかもう、いちいちすてきに見える。
60分のコースで、広い運河から狭い運河、おとぎの国から現代建築、そしてお天気までもが晴れたり曇ったり、雨がぱらついたりと大忙しの盛りだくさんで、もとのニューハウンに戻ってきたときには、船に座っていただけのはずなのに、ヘトヘトに疲れていた。
蛇足・・・
私が乗った船のガイドさんは、デンマーク語と英語。もともとそれしかないだろうと思っていたのだが、あとから確認したところ、もう1つの船会社のほうは、言語もヴァリエーションが多くて、時間により、イタリア語もアリ。・・・というか、「本日17:15、イタリア語専用ツアー」という案内もあり・・・タクシー乗り場同様、何サマなんだイタリア人・・・ ああ、それなら楽だったな、という思い半分、恐ろしくて乗りたくないような気分半分・・・。
26 ago 2014