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ヴェネツィア ときどき イタリア

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パレルモのゴマぱん

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パレルモは初めてではないので、たぶん今までも食べていて、「ふ~ん」と思いながらも特に注意していなかったらしい。ヴェネツィアやイタリアの他の地域でも、ゴマのついたパンがないわけではないし、グリッシーニ(細長い、一種の乾パン)などではゴマつきのものも結構ある。それでも、「ゴマつき」は、「標準」ではないと思う。
今回、約1年半ぶりのパレルモ、外で食事をして気になったのが、籠に入って出てくるパンの、どれもみな白ゴマがかかっていること。フランスパン風の、周りがパリっと固くて中がシンプルなもの、イタリアでは珍しい、卵の入ったやわらかめのもの、パンの生地自体はさまざまなのに、どれも一様に、周りにたっぷりとごまがついていて、それがなかなか香ばしくておいしい。

午前中にでかけて、お昼を食べにホテルの近くへ戻ろうと、バスを待っていたときのこと。もともと交通量の多いところな上、お昼時なので一段とごったがえす車・車・・・その中で、さらに無理矢理駐車する車。と、道路の向こう側で、パンを買ってきたらしい。気がついたのは、実は同行人。「あそこのパン・・・おいしいのかな?」鼻が効く友人というのは、旅の最大の宝。一見したところはごくごく普通のバールなのに、入ってみると、本格的なパン屋の匂い。入ってすぐのところは、クッキーなどの焼き菓子。奥にはずらりと例の、形や大きさもさまざまなゴマぱん。正面には、切り売りの厚地のピザパンや、パニーノ(イタリア風サンドイッチ)。これらはイタリア全国どこのバールでもみかける品々だけど、やっぱりパンが焼きたてだから特別おいしそう。そしてなんと、チーズやハムをのっけたり、巻き込んだりして焼いた「おかずパン」各種。材料は同じといえど、ピザでもパニーノでもないこういうパンは、イタリアではほんとに珍しい。
妙にうれしくて、ガツガツ食べた上に、翌日分のパンもそこで調達。
シチリアから飛行機に乗ると、お菓子屋の包みを手荷物で持ち込む人が多いが、ふつうの「パン」をわざわざ持ち込んでいるのは、たぶん私たちくらいなのでは。

インディペンデンザ広場(ノルマン王宮前)近く
Panificio Padre Pio dei F.lli Mandala`
Tel 091. 599627

13 novembre 2006
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by fumieve | 2006-11-14 08:34 | 飲む・食べる
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