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ヴェネツィア ときどき イタリア

fumiemve.exblog.jp

どいつもこいつも・・・

本日、所用のため、イタリア半島のつま先、レッジョ・カラブリアへ。

ヴェネツィア、レッジョ・カラブリア間は直行便がほとんど無いため、アリタリア国内線のローマ乗り換え。
ヴェネツィア空港、6:50発ローマ行き。
チェックインは通常通り。この時間は結構、便数が多いため空港も混んでいる。セキュリティ・チェックをちょっと並んでから通過して、中のバールで、時間があまりないので慌ててカプチーノとブリオッシュ(クロワッサン)の朝食をとる。
さて、と搭乗口へ向かうと、30分遅れ、の表示。しかも理由が、「悪天候のため」。悪天候?見る限りここは快晴・無風。だいたい、他の航空会社の他の便は全部、通常どおり運行している模様。曰く、「ローマのフィウミチーノ空港で霧のため」。・・・ローマで霧?ほんと???
待てど暮らせど搭乗のお知らせがなく、気がつくと1時間の遅れに修正されている。乗り継ぎ時間が1時間25分だった私は不安倍増、もちろん、この時間のローマ行きは、やはり乗り継ぎの人が多い。心配に思うのはもちろん私だけでなく、他の乗客もカウンターに詰め寄るが、「ローマ発の便が全て遅れているので、みなさん、たぶん、大丈夫。」という、全然安心できない回答。
皆のイライラを増すのは、隣の搭乗口の、同じアリタリアの、同じローマ行きの、50分後の便のほうは、あたかも定刻通りのように表示が出ていること。「急ぐんだけど、振り替えてもらえないか?」「それはできません。だいたい、あれも遅れている(はず)。」と、もちろん暖簾に腕押し。
ようやく出発したのが、1時間半遅れで、9:20ローマ着。
ローマ発レッジョ行きの便は、9.25発予定。出発便のスクリーンに駆け寄ると、「当然遅れているはず」のレッジョ行きの便「遅れ」の表示が出てない。え???
慌てて、ターミナルA内を、搭乗口まで疾走。しかも、こういうときに限って、1番奥の搭乗口だったりする・・・。搭乗口に辿りつくと、カウンターは既に無人。ひえーーー置いていかれた???チェックインしてるのに?????
隣の搭乗口で手続きをしていた職員に無理矢理聞いたら「その便はキャンセルになりまし
たから、カウンターで詳しくきいて」。
キャ、キャンセル???・・・それならせめて、スクリーンにそう表示してください。搭乗口にも、大きく「レッジョ・カラブリア」と出たままだし。
実際は、午前中の多くの便がキャンセルになったらしく、当然、カウンターは長蛇の列。30分ほど待って、次のレッジョ行きの便に振り替えてもらおうとしたら、なんと17:00発だと言う。なんなの、それ。朝早く出てきた意味がないじゃないのーーー私はともかく最悪16.00には現地に着かなければならないんですよーーー!!!
仕方がなく、最初はシチリアのカターニャに振り替えてもらったのだけど、現地の知人に電話したら、「ラメツィア・テルメ」というところのほうが近い、というので、またそこに振り替えなおし。
結局、13:15発14:25着の便でラメツィアへ。名前からして温泉地なのだろうし、なにしろ南イタリアの青い海の目の前、椰子の木の揺れる小さな空港。きっとすばらしいリゾート地なのだろう・・・が、そんな思いを寄せる暇もなく、14.40発の特急を逃すと、やはり予定に間に合わないことがわかっていたので、タクシーに転がりこむように乗って鉄道駅へ。
レッジョ行き、ユーロスター。20分遅れ・・・。
ああ!ここはイタリア!!!

家を出たのが、朝の5:15。結局、目的地に着いたのが、夕方の17:15。
イタリア半島縦断とはいえ、長い1日でした・・・。

前回のイタリアの悪夢はこちら:
http://fumiemve.exblog.jp/d2007-01-17

18 apr 2007
by fumieve | 2007-04-19 08:50 | 旅先にて
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