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ヴェネツィア ときどき イタリア

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冷たいパスタ

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日本のおしゃれなイタリアン・レストランなどで、冷たいパスタとしてよく見かけるのは、生トマトをバジリコとにんにく、オリーブ・オイルで和えたもの。それはもちろん、とてもおいしいのだが、もっと簡単で、実際イタリアでもっとごく普通に食べているのは実はこちら。

ショート・パスタを茹でる。写真は「フジッリ」(らせん形のもの)。ちなみにこのフジッリは、数限りなくあるパスタの中でも、冷たいパスタはもちろん、温かいもので、たいていどんなソースとも相性がいい優れもの。一家に一袋、欠かせない。
に茹でている間に、具を用意する。生トマト、モッツァレッラをざくざくと大きめのさいの目切りに。ボールに入れ、そこにツナ、コーン、オリーブの実、といったあたりを追加。ハム(prosciuto cotto)も、あれば入れてもよし。分量は適当、要するに好きなだけ。私はトマト1個、モッツァレッラも小さめ1個・・・と、具をたくさん使って、パスタの分量を少なめにしている。写真ではグリーン・オリーブを使っているが、黒のほうが彩りがきれい。トマトも、ミニ・トマトを使うと、やはり見た目がより美しくなる。
塩少々を入れ、軽く混ぜておく。
お好みの茹で加減で、茹であがったパスタを、日本のそば・うどんの要領で流水で洗う。しっかり冷めたところで、さきほどの具のボールに入れ、オリーブ・オイルを少々かけ、全体をざっくり混ぜて、出来上がり。
具が多いので、ふつうのパスタ皿よりも、大きめのサラダ・ボールなどに盛ると食べやすい。暑くて食欲がないな~と思っていても、出来上がって口に入れてみると、さっぱりしていて案外食が進む。

このパスタ、食べるときにふつうに作ってもいいが、実は作りおき可。早めに用意して冷蔵庫に入れておけるし、お弁当にもなる。1人用はもちろん、お祭りやどこかに出かける際、大きなタッパーにつめて持っていく定番。
似たような存在に、お米のサラダ(insalata di riso)もあるけど、私は個人的にはパスタの方が好き。

10 lug 2007
by fumieve | 2007-07-11 08:08 | 飲む・食べる
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