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ヴェネツィア ときどき イタリア

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カプリ島

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Isola di Capri

海が青い。
それも、なんでこんなに!?というくらい青い。
「アドリア海の色はエメラルド、ティレニア海はサファイア」と聞いて、なるほど言いえて妙と感心したことがあるが、確かにほんとうに、海の色が全然違う。海というよりはラグーナ(潟)のヴェネツィアとは最初から比べるまでもないが、例えば真っ青に見えるトリエステの海の場合は、もう少し青が濃い。つい昨日(車窓から)見たバーリの海岸もきれいだったけど、こんな「青」じゃなかった。
ここの海は、水がどこまでも透き通っていて、それでいて、青い。だから遠くから見るとサファイヤだけど、近づくとアクアマリンになる。

イタリア屈指のリゾート地。真夏のハイ・シーズンとあって、観光客でいっぱい。実は、高級リゾート地とはいえ、かなり俗っぽいところもあるのだろうと思っていた。
もちろん、そうではない、とはいえない。が、風光明媚な自然、手入れの行き届いた町並みは、そんな俗っぽさなどを簡単に忘れさせるほど美しい。

a0091348_58444.jpg 俗っぽいといえば、なんと言ってもダントツなのは、かの「青の洞窟」だろう。
この洞窟を見学するのはなかなか大変。島のメインの波止場であるマリーナ・グランデ(Marina Grande)から専用の観光船などで、洞窟前まで行く。そこで、2-3人乗りの手漕ぎの小さなボートに乗り換えるのだが、その中で横たわって、つまりほとんどボートの高さになる。船頭は入口に取り付けてある鎖を伝いつつ、波の動きを利用して洞窟中に滑り込む、といった具合。
そんなわけなので、いつでも入れるわけではない。悪天候、しけ、大潮、大波・・・全て×。実際、私は幸運にも入ることができたが、前日も、前々日もダメだったらしい。
誰に発見されたのだか、海面にわずかに開いた口から中に入ると、真っ暗な洞窟の中で、水が不思議に青く光って見える。外の太陽の光がうまい具合に反射・屈折してこの効果が出るらしいのだが、確かに、水中に照明が入っているのでは?というくらい海底が明るく、しかもその水がほとんど自然なものとは思えない神秘的な色をしている。
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だからせっかくカプリに行って、もし洞窟に入ることができたなら、やっぱり入ってみるといいと思う。
でも、そういうわけだから、入れない日も当然多い。そんなときは、わざわざカプリ行ったのに・・・と嘆くことなく、島を一周する遊覧船に乗ることをお勧めしたい。
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島全体が、切り立った崖と岩でできていて、だから、水上や空中、あちこちに洞窟がある。「青の洞窟」もそのうちの1つ。表情を次々と変える島、取り囲む海の青さ。そして、「緑の洞窟」や「白の洞窟」もあるのはご愛嬌。

私は「青の洞窟」見学+周遊という船に乗ったのだが、「洞窟」前の待ち時間約30分含めて全部で1時間45分で12ユーロ。「洞窟」直行のみでも9ユーロ、3ユーロ差で内容は随分違う。ちなみに洞窟に入るには、その場でさらに入場料プラス小舟代として9ユーロ必要な上、出てきた後にチップを要求される。

シーズン中は、1週間単位で予約を受けるところが多いカプリ島で、ようやく1泊OKでみつけたのがここ。

http://www.relaismaresca.com/it/index.html

正直、あまり期待していなかったのだが、リゾート・ホテルらしく、タイルを効果的に使ったインテリアはかわいらしく、部屋もきれいで清潔。スタッフも感じがよく大満足だった。海側の部屋はテラスもついていて、さらにすばらしい。屋上テラスがレストランになっていて、朝食はもちろんそちらで。
高台にある超高級ホテルにはかなわないだろうが、ナポリ等からの船が着くマリーナ・グランデの目の前、したがって島の中心へ向かうケーブルカー、バス乗り場すべてすぐ近くにあってかえって便利だった。
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20 ago 2007
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by fumieve | 2007-08-21 05:07 | ほかのイタリア
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