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ヴェネツィア ときどき イタリア

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どしゃぶり

Nubifragio

朝、いや、明け方からずっと、空からバケツをひっくり返したような激しい雨。
おそらくこの低気圧のせいもあるのだが、実は昨日、起きたときから頭痛がひどく、少々忙しかったから疲れが出たのだろう、と、夕べはいつもよりかなり早く寝たのだが、猛烈な雷で夜中に何度か目が覚めた。
特に夏から夏の終わりにかけて、ここでは時々こういう嵐というか雷雨がある。たいていは、晴れていると思ったら突然暴風とともに雷が鳴り出し、みるみるうちに大雨が降る。慌てて室内に避難したり、家にいるときは雨戸を閉めたり。で、数時間、早い時は数十分もするとまたからりと晴れ上がったり、文字通り「嵐」のようにやってきて、過ぎ去っていく、そんなことが多い。日本の夕立ちに似ているけど、これが夕方に限らず、夜中だったり、午前中だったりすることもある。
今年はそういえば、こんな嵐がいつもより多い気がする。
だから、夜中に何度か目が覚めたときも、慌ててひとつだけ開けておいた雨戸を閉めたり(真っ暗にしておくと朝起きられないので、ふだんはひとつ開けておく)、閉め忘れていた踊り場の窓を閉めたりしつつも、朝にはすっかり何事もなかったかのようになっているのだろうと思っていた。
ところが、朝になっても激しい雨が降り続いている上に、雷もまだ、ごろごろピカピカいってる。風も相当強くて、私の家の中で唯一少々サッシのあまい、バスルームの窓の隙間から水が吹き込んだらしく、気がついたら洗面台の下が水浸しになっていた。
今朝は、大学の事務局に行ったり郵便局に行ったり、と事務要件があったのだが、この天気の下では重要書類もすべて自分とともにぐちゃぐちゃに溶けてなくなってしまいそうだし、どうしても今日でなければならないものではないため、外出中止。(もっとも明日以降の予定が狂うのが困るわけだが)
そうしてお昼過ぎまで、この世の終わりかのように雨が降り続けていた。
夕方、友達に電話したら「だいじょうぶ?」というので何かと思ったら、今朝の雨で近郊各地で床上・床下浸水などの被害が出ているらしい。ヴェネツィア県・ヴェネツィア市は内陸側にも町があって、ニュースでは「ヴェネツィアで浸水」となるから、私も今頃溺れているかもしれない、と心配していただいたというわけ。幸いここでは午後2時ころに雨もやんで、私は一応用意した長靴でなく普通の靴に傘なしででかけたのだが・・・。
夜のTVニュースによると、今朝6時間で年間雨量の1/3が降り、メストレ、マルゲーラ(いずれもヴェネツィア市)では記録的な浸水被害になったとか。電気・ガスなどが不通になった地域もあり、明日は学校も全面的に休校だそう。
Nubifragio(ヌビフラージョ、豪雨、または災い・崩壊)という単語を覚えた。

26 set 07
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by fumieve | 2007-09-27 22:07 | ヴェネツィア
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