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ヴェネツィア ときどき イタリア

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博物館工学2-3

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Museografia e museotecnica 2

いよいよ大詰めである。ついこないだ始めたばかりのような気がするのに、今日が授業最終回で、来週試験。
今日の提出物は、「博物館工学的視点から見た、特別展覧会批評」。最初の授業でこの課題についての説明があったときにすぐに思いついたのが、その時見たばかりだった「ローマのヴァレンティノ」展。このブログでも紹介して好評をいただいた写真もたくさんある。
また、課題の条件が「4000字程度で、別に必要な図表(写真、スケッチなど)をつけること」なのだが、写真については、「問題は、たいていの展覧会は撮影禁止だけど、注意されるまでは撮っていい、ということで。」または「写真がダメなら、うまい、下手は問題にしないから、スケッチでも。いやむしろ、写真よりずっと評価するけど。」
・・・・・私は基本的には禁止されていることは何にせよ積極的にやりたくないし、いくら下手でもいい、っていったって、順路の中で作品がどういう風に展示されていて、そこにあたっている照明がどうなっているか・・・なんて、私にとって、とても自分の「スケッチ」で表せるものではない。
だいたい、ヴェネツィアや近郊で現在開催中の展覧会を取り上げると、他の学生とかち合う可能性大で、それは避けたい、というのも本音。
実際書き始めると、ついつい説明くさくなるので、あっと言う間に4000字くらいになる。あまり博物館工学と直接関係ないことなどを削って、なんとか10%増しくらいの分量に。非常口やブックショップについて触れることができなかったが、文字数の都合で省略することにする。
いつものごとく、言葉が足りないので写真でごまかそうと、ついつい写真の数が増える。それでもなんとかA4の紙3ページ内に収める。「写真はできるだけ1,2ページに収める」となっていたが、気がつかなかったことにする。限られた数やスペースに写真を収める、というのも「仕事」の1つだというのはわかるのだが、この際仕方がない。
一方、文章のほうは、2ページと、3ページ目に1行だけ出てしまった。これはカッコ悪いので、タイトルの文字などを大きくしたりして、ページ調整。また調子に乗って、パンフレットの表紙なども載せてみたりした。なんだか中途半端に「見た目勝負」に走っている・・・。
博物館工学2-3_a0091348_583137.jpg

私としては(もうこれ以上は今はどう頑張ってもできない、という意味で)よくできたつもりだが、来週の試験までに担当教官はいったいどう読んでくるだろか。

本日の提出はこれだったのだが、来週の試験の日に持っていく「模型作り」の自分の案も持ち込まねばならなかった。ここ数日は頭の中で、この授業のためだけに同時に2つのことを考えていたからだろうか、今日はいつもにも増して疲れてしまった・・・。



17 ottobre 2007
by fumieve | 2007-10-18 05:12 | 学ぶ・調べる
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