ブログトップ

ヴェネツィア ときどき イタリア

fumiemve.exblog.jp

パスティッチェリア・コルッシ

a0091348_5332816.jpg


Pasticceria Dal Nono Colussi
Dorsoduro 2867a
(Calle lunga s.Barnaba)
Tel. 041 523 1871

待ってました!
ふだんから週に半分くらいしか開いていないから、通りがかりに開いていたら、必ず寄らなくてはならない。以前は、すぐ近くに美術史学科の建物があったから、それでもしょっちゅう通っていたのだが、学科が引っ越してしまってから、あ、と気がついて通ってみてもいつも閉まっていた。
毎日開いていないのは、もちろん休息のためもあるが、仕込みに時間がかかるため。
12月に、日本に一時帰国する前にも何度か寄ってみたのだが、なかなかタイミングが合わない。開いていると思うと完売状態、だったり。1月に帰ってきてからはしばらくシャッターが下りたまま。数日前から、あたりにいい香りがただよい始め・・・うーん、これはいい兆候!シャッターが半びらきになっているところを、むりやり押し入って撮ってきたのが先日の写真。
このお店になんといっても欠かせないのは、大きなフォカッチャ(Focaccia)。ふつうイタリアでフォカッチャというと、厚地のピザの皮のような、うすい塩味のパンにオリーブなどが入ったものを指す。ところが、フォカッチャはヴェネツィアでは甘い、このお菓子のこと。お店によっては、卵入りのパンの生地にお砂糖をまぶしたタイプのものもあるが、このお店では、これ。しいていえば、パネットーネの、何も入っていないものという感じ。ほんとうにシンプルだから、いくらでも食べられそう(・・・したがって、危険・・・)。ヴェネツィア現地の言葉では、フガッサ(fugassa)と呼ばれる。

そしてこの時期はもちろん、カルネヴァーレのお菓子。
a0091348_534551.jpg


a0091348_536779.jpg
もうおなじみのフリッテッレ(クリーム、ザバイヨーネ、またはシンプルなヴェネツィア風)、ガラーニ、カスタニョーレ。そうそう、フリッテッレと一緒に並んでいる、クラッフェン(crapfen)も絶品。
もちろんオーダーも可能で、今日は、縦40cm、横60cmくらいの巨大なケーキを引き取りにきていた人がいた。4隅に数字が書いてあり、もしやと思ったらやはり、4人分の誕生日ケーキなのだそう。作る方もすごいけど、持ち帰る方もすごい。(ちょっと遠慮して写真を撮りそびれたのが残念・・・)

a0091348_5364478.jpg


カルネヴァーレに合わせて、昨日からお店を再開。28日(月)~30日(水)はお休み、あとはカルネヴァーレ最終日の5日(火)まではフル回転。そのあと、15~20日ほど休んだあと、復活祭に向けてまた開ける、とのこと。
場所は、アッカデミア橋、美術館がある側のたもとから、駅のほうへ向かう途中に、サンタ・マルゲリータ(Campo S.Margherita)という広い広場があるが、その手前、サン・バルナバ広場(Campo S.Barnaba)から、左へ入る細長い路地があるので、そこを入って少し歩いて右側。

トヨタの試乗会で見事に当選して、日本へ1週間旅行したこともあるフランコさん。日本にも、たくさんのファンや弟子がいる。
このお店、でも実はどなたか後を継いでくれる方を探している。
12月にその貼り紙をみつけて、もうあのお菓子が食べられないのかとショックだったが、とりあえずあと少し、できるところまで頑張るという。
ヴェネツィアの伝統のお菓子屋職人、どなたか目指してみませんか?・・・善は急げ!

a0091348_538359.jpg


26 gennaio 2008
[PR]
by fumieve | 2008-01-27 05:39 | 飲む・食べる
<< 記憶と伝統と プッチーニ「つばめ」 ゲネプロ >>