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ヴェネツィア ときどき イタリア

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Ristorante BRIZI, Perugia

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Via Fabretti, 75/59- Perugia
075 5721 386

アタマが疑わしくとも、足が覚えていた。
久しぶりのペルージャ行き、宿を決めるのに地図を開いて、軽いめまいがした。
丘、というよりは巨大な岩の上に築かれたこの町は、どこも急な坂道と階段、不思議なところにエレベーターやエスカレーターがあって、どこをどう行っても、思わぬところに出てしまう。「ともかく坂を登っていけばチェントロ(中心)に出る」と聞いてなるほど、と思ったものの、問題は下っていくとき。1本間違えるととんでもないところに行ってしまったりする。
仮にも1年間住んでいた町の地図を開いて、まったくどこがどこだかつかめなくなっていたのは、私が重度の方向音痴なせいだけではない・・・と思う。

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そのペルージャに帰ったら、どうしても食べに行きたかったレストラン。確か、中世の水道だった通り(Via Acquedotto)を行って、目の前だったはず。・・・その水道に出るにはどこからだったっけ・・・と一瞬迷ったが、さすがに迷わずに自然と足が向いた。

先週の土曜日。週末はいつも満席だった店。「予約してないのですが・・・」と恐る恐るのぞくと、8時でちょっと早めだったせいか、なんと1番。特等席にありつけた。
ペーストの乗ったブルスケッタ(bruschetta, オープンサンド)、ハム・サラミ類盛り合わせもおいしいのだが、この日はともかくいきなり本題へ。まずは、Strangozzi al Pugno(ゲンコツ風・極太パスタ)。そういえば、イタリアで地元のおいしいものを食べたいときは、メニューを見て聞いたことない名前のパスタを選べ!というのも、最初にここで学んだことかも。聞いたことないもの、すなわち地元の名物パスタであることがほとんどだから。
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このストランゴッツィ、名前のとおり「超ごっつい」(straは「超」の意味)、かなり太めの麺。ヴェネツィアにも実は太めパスタがあるが、このしっかりと噛みごたえがあるのは、ヴェネツィア近辺では出会えない味。コクのあるトマトソースに、パルミジャーノをたっぷりかけて食べる。
そしてメインは、なんといっても肉のグリル!このお店はなんといっても、こんな町の中にあって、テーブルクロスのかかったちゃんとしたレストランながら、実はアグリツリズモのような豪快田舎料理を味わえるのが特徴。(しかも安い!)単品にしようかどうしようか、かなり迷って、結局1つを選べないことに気付き、思い切って盛り合わせを頼んだ。
我ながら、ものすごい胃袋。1切れは多少小さいとはいえ、鶏、豚、羊、牛に粗挽きソーセージ。付け合わせはナスのグリル。食べ終わって、さすがに1週間分くらいの肉を食べだめした気がしたが、それにしてもやっぱりおいしい。


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ちなみに、この日、お昼にスペッロで、教会&美術館の並び、同じ建物内にあったエノテカで食べた、ハム、サラミ、チーズ盛り合わせもおいしかった。特に生ハムは、先日パルマで食べた繊細な味とは違う、いかにも野獣な味がかえって後をひいた。


先日友人が、イタリアの食は「ケモノクサイ」(そしてそれがおいしい)と言っていたが、ここウンブリアはまさにそれ。

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4 marzo 2008
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by fumieve | 2008-03-05 06:06 | 飲む・食べる
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