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ヴェネツィア ときどき イタリア

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タマゴとうさぎ、魚に鳩・・・復活祭のお菓子

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復活祭1週間前となった。いよいよ「聖週間」に入る。
といっても、カトリックがほとんどのイタリア人とはいえ、実際はその大半にとっては、「キリストの復活」を祝うというよりは、ちょっとした春のお休みを待つ楽しみのほうが上。復活祭はその決まり上、常に日曜日だが、翌月曜日が休日で連休となる上、学校などは前後1週間ほど休みになるし(大学も)、合わせて休みをとる人も多い。

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カーニヴァルが終わるころから、町を賑わせ始めるのは、復活祭用のお菓子。
タマゴ、(と、にわとりやひよこ)、ウサギ、あるいは魚の形をしたチョコレート。タマゴは、生命・復活の象徴。うずらの卵ぐらいのものもあるが、人の顔くらいの大きなものもあって、それはチョコレートの殻を割ると中からサプライズが登場する。たいていは、小さいおもちゃやちょっとした飾り程度だが、大手メーカー品のものは、男の子用・女の子用と区別されていたり、ディズニーなどのキャラクター・グッズが入っているものが多い。
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ちなみに数年前に、私の卵からは「トムとジェリー」のトムが出てきたことがあるが、それはかなり「アタリ」らしい。
また、ちょっと高級なお菓子屋さんの自家製だと、シルバーのアクセサリーなど高級品のサプライズを「ウリ」にしていたりすることも。



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ウサギは、多産で知られることから、やはり生命の象徴。聖母マリアの象徴でもある。
一方、魚はキリスト自身の象徴。もともと古代ギリシャ語のサカナという綴りが、「神の子、救世主イエス・キリスト」の頭文字と一致したため、暗号として使われたことから。

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いろいろな形のチョコレートのほかに、忘れてはならないのは、「コロンバ」(colomba)、その名も「ハト」という焼き菓子。このお菓子自体の由来は知らないが、やはり鳩が平和の象徴であり、かつ、聖霊の象徴でもあることにちなんでいるに違いない。
基本的には、クリスマスのお菓子、パネットーネとほとんど同じもの、ただし普通はフルーツ・ピールなどが一切入っておらず、「ハト」の形をしているというだけ。

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3月に入ってからというもの、急にぐんと暖かい日があるかと思うと、雨風が吹き荒れ、山では雪が降ったり、そしてまた暖かくなったり、とお天気の変化の激しいイタリア半島。復活祭連休に向けた天気予報では、残念ながらこれからまたお天気が崩れ、週末はまさに悪天候になる上に、気温もまた下がるので要注意、とのこと。
これからイタリア旅行にお出でになる予定の方、雨具と、十分な防寒着をどうぞお忘れなく。

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15 marzo 2008
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by fumieve | 2008-03-16 06:53 | 飲む・食べる
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