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ヴェネツィア ときどき イタリア

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フガッサ~復活祭のお菓子・ヴェネト編

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Auguri, buona Pasqua a tutti!

パスクワ(Pasqua, 復活祭)のお菓子と言えば、先日紹介したように、なんといっても「コロンバ」と(サプライズ入り)卵チョコなのだが、ヴェネツィアをはじめとする、ヴェネト州ではフガッサ(fugassa、フガーサfugasaとも)を食べる。フガッサは、フォカッチャ(focaccia)のヴェネト語だが、フォカッチャというと一般的には、ピザのようなシンプルな生地を少し厚めに焼いたもの。ピザと違うのは具を乗っけてやくのではなくて、プレーンのほか、オリーブやラルド(豚の脂身のハム)、あるいはローズマリーなどのハーブを生地の中に入れて焼いてあるところ。いずれにしても塩味で、そのまま食べたり、それをサンドイッチパンに見たて、具を挟んで食べたりする。
ヴェネトにくると、そのフォカッチャ、フガッサと訛るだけでなくて、なんと甘いパンに変わってしまう。数日前のRAI3(国営第3放送)のローカルニュースによると、この「フガッサ」がヴェネト州の復活祭の伝統のお菓子。もともとは、「貧乏人のお菓子」とも呼ばれていたのは、ふつうのパンにほんのちょっとの材料を加えて、お菓子に仕立て上げたものだから。小麦粉、水、卵、砂糖にアーモンド、ほんの少しオレンジかレモンのピールを加えただけ、まさに貧乏人のために考案されたお菓子だという。今はむしろ、お菓子屋さんの作る添加物なしの本物のフガッサはかえって、大人から子供まで安心して食べられるご馳走かも。
パドヴァ、トレヴィーゾ、ヴィチェンツァにヴェネツィア、と同じ「フガッサ」でも少しずつ違うらしい。(ああ、食べ比べ、してみたい・・・。)

そう聞いて、よし!今日のためのお菓子はフガッサにしよう!と思っていたのに、うっかりしていたら昨日の時点で、お目当ての店はどこも完売。フガッサどころか、もちろんコロンバもきれいになくなっていた。
フガッサは、幸い今は1年中つくっているお店もあるから、休暇明けにでも敗者復活戦を・・・。

遅くなりましたが、みなさま、よい復活祭休暇を!

23 marzo 2008
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by fumieve | 2008-03-24 05:43 | 飲む・食べる
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