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ヴェネツィア ときどき イタリア

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おみやげ

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少し前に、海外在住者によるリレー・エッセイで、ある方が「いただきものについてもの申すなんて失礼と承知ながら・・・」と断りつつ、日本からのおみやげについてあれこれコメントされていた。
なるほど、と思ったのは、駐在員家族として現在はバンコク在住、そしてロンドン在住の経験のあるその方のイチオシはカステラ。日本では地味な存在(もっとも昔はゴチソウだったのだと思うが)、洋風なお菓子だが、あのしっとりふわふわなお菓子ほど、海外で嬉しいものはない。お子さんも近所の奥様も大喜び、冷凍して大切に保存して、ありがたくいただく、と。
そして、特に若い方、小さいお子さんのいるご家庭向けには、できれば再考いただきたいものとしては、いわゆる「和」風のもの、和菓子・佃煮・漬物の類。思わず、えええ~~~と声をあげてしまった。和洋、甘・塩、高級・ジャンキー、生・その他・・・問わず、お菓子の名のつくものは何でも大好物な私。日本からのおみやげで何がうれしいかって、やっぱりなんといっても第一は和菓子とせんべい類。実際、ここ数日はいただいたアンものを、1日1個食べるのを楽しみにしていて、毎日その日の予定によって何時に食べるのか真剣に悩んでいたりする。
カステラは確かにいただいたら(日本でも)嬉しいけど、私の現在の問題は、冷蔵庫が1人用のワンボックスで(いまどき日本に存在するのだろうか?)冷凍機能があまりよくないこと。あの大きさのカステラを1人で開けてしまうと、冷凍できないから、と1度に全部食べてしまう恐れがある・・・危険。

一方、佃煮・漬物類は、実は私ももともと苦手。一切食べないので、万が一いただいてしまった場合は、あらかじめ友人等に回していいかどうか、お断りしている。
逆にうれしいのは、「なくてもいいけど、あると便利なもの」。例えば、ちょっとした半加工品やレトルト、あたためるだけ、パスタやごはんに混ぜるだけ、で何か1品できてしまうようなもの。それの1人用パック。
ふだん、加工食品はほとんど使わないが、冷蔵庫がそんな事情なために、たまに忙しくしていて夜遅く帰ってきたり、あるいは数日留守にして戻ってきて、家で何か食べようと思っても、生ものは全くカラッポ、ということがある。そんなときに、ちょっとの時間で用意してささっと食べられる保存食というのはありがたい。
イタリアはもちろん、既成のパスタソースは種類もたくさんあるが、みんな瓶入りで、1番小さくても2-3人前なのが普通。味が濃いからそれで4-5回分ある上に、あまりしょっちゅう使わないから、使いかけのソースを結局カビさせてしまうことが多くて、最近は買わなくなってしまった。

いろいろ思い出してみて、これまでで1番うれしかったのは、真夏の水羊羹。
暑くて暑くて、外に出ても家にいても汗がじっとり、頭がクラクラ・・・という中、ジェラートやグラニータ、ジュースとも違う、スッキリとさわやかなおいしさに、ああ・・・日本の味ってすばらしい・・・。

1° giugno 2008
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by fumieve | 2008-06-02 07:29 | 飲む・食べる
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