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ヴェネツィア ときどき イタリア

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ボリューム満点!内緒のカフェ・グラニータ

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数年前のシチリア、パレルモ。5月とは思えない強烈な日差しを浴びてフラフラと入ったバール兼ロスティッチェリア(総菜屋だが、しばしばセルフサービスでその場で食べられるところ)。お昼を食べた後、ちょっとデザートに・・・と気になったのがグラニータ(ご存知、イタリア風かき氷!)。ふだんグラニータは断然、果物派、しかもここは果物の宝庫シチリア。だがなぜかそのときは、ふとコーヒーのグラニータに魅かれた。
一番小さいカップを頼むと、「生クリームは?」と聞かれた。これもふだん、私はジェラートにもグラニータにも生クリームは乗せない派。ジェラートやグラニータに比べると生クリームは生ぬるく感じて、そのモタモタ感が好きでないから。(注:ふつうにケーキなどに使うクリームはもちろん好き)おまけにヴェネツィアでは生クリームはたいてい別料金だし。(注:私の知る限り、ローマでは無料で乗せてくれる模様)
だからこのときも、ほとんど断りかけたのだが、なんとなく返答に一瞬つまっているうちに、ほぼ自動的にすでにクリームが乗っかっていた。まあいいか・・・。
それがそれが大正解!そっか、アイスコーヒーがほとんど存在しないこの国で、コーヒーのグラニータはアイスコーヒーの変わりなんだ!と気がついた。そこにクリームを乗せれば、コーヒー・フロートのようなもの。
果物のグラニータとはまた違ったおいしさ、あの暑さの中で絶品、忘れられない味となった。

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友人の勧めで、先日からずっと行ってみたいと思っていた店がここ。
コーヒーを豆から、その場で挽いて売っている昔ながらのこのコーヒー店は、コーヒー好きや、エスプレッソ全盛のイタリアで、せめて家ではドリップで淹れたい・・・という人々にはよく知られた存在。そこまでこだわりのない私は、実は入ったことがなかったのだが、なんとここのグラニータ・カフェ・コン・パンナ(granita café con panna、生クリームのせコーヒー・グラニータ)がボリュームたっぷりで、おいしい!と聞いた。おいしいコーヒー屋のコーヒー・グラニータ、それはおいしいに違いない・・・。
そしてやっぱり、グラニータは暑い日に歩いた後食べなくては!・・・と、今日ようやく念願かなって、閉店間際のところ無理やり押し入るようにして入る。入っただけで、コーヒーのいい香りに包まれ、期待倍増。
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噂どおり、かなり大きなグラスに、グラニータを半分ほど。そしてその上に生クリームをこれでもか、これでもか、これでもか!と乗せる。スプーンでかき混ぜるのが困難なくらいで、最初は生クリームのコーヒー味といった状態で味わう。
んんん~~~おいしい。
生クリームも、スプレー缶に入った既成品でなくて、ちゃんとそこで泡立てたもののよう。濃い。これで2.50ユーロは今どき良心的。
私がグラニータを頼むのを見て、先客がマスターに「だめだよ~あんまり宣伝しちゃ。ここがグラニータ客でいっぱいになっちゃうよー」と言ってたけど、悪いがおいしいもの情報はやっぱりここでこっそり(?)宣伝してしまおう!!!
かなりおなかがいっぱいになるので、覚悟してお試しあれ。

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駅から目の前の橋を渡らずにホテルやお土産屋の並ぶ道をまっすぐ。そのまま最初の橋(Ponte delle Guglie)を渡ってまっすぐ前の道、左側。

Torrefazione Caffé Costarica
Cannaregio 1337 (Rio Terrà S.Leonardo)
Tel. 041 710 471


10 giugno 2008
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by fumieve | 2008-06-11 04:42 | 飲む・食べる
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